これが筋肉のシンギュラリティ。Vtuberと「筋トレ」できるゲームにボディビルダー参戦

「自宅でのトレーニングはなかなか続かない」「ジムに通うのはハードルが高い」……そんな悩みを持つ人は少なくないだろう。近年、VRやAR技術を活用し、自宅で手軽にトレーニング体験を提供するフィットネスサービスが続々と登場している。

なかでも注目を集めているのが、VTuberとリアルタイムでコミュニケーションを取りながらトレーニングできる「ハコトレV」だ!

限界の向こう側へ
これが筋肉のシンギュラリティ!

©株式会社ハコジム

今月、「ハコトレV」を運営する「株式会社ハコジム」は、新たな試みとしてボディビルダーとして著名な日本体育大学教授岡田隆(バズーカ岡田)氏とのコラボを発表。目玉は、トレーニング中の集中力とモチベーションを最大限に引き出す「バズーカ岡田追い込み機能 BAZOOKA TIME」だ。

この機能は、トレーニングのもっとも苦しい時間帯に発動する。巨大ディスプレイにバズーカ岡田氏がフルボイスで降臨し、個々のプレイヤーに合わせた熱血指導を展開。制限時間いっぱいまで限界突破を後押ししてくれるという。

“現生ホモサピエンス”と謳われるバズーカ岡田氏と、VTuberが一緒にトレーニングできる時代。岡田氏は「これはもう筋肉のシンギュラリティと言ってもいい」と述べている。

©株式会社ハコジム

推しVTuberとプロテインで乾杯
モチベーション維持の新戦略

 

また、トレーニング後には、バーチャル空間ならではの楽しみも用意されている。3Dモデルで再現されたバズーカ岡田氏監修のプロテイン「BAZOOKA NUTRITION」が登場。お気に入りのVTuberと一緒に、まるでプロテインを乾杯しているかのような記念写真を撮影できるというのがオモシロい。

近年のフィットネス業界では、運動の継続を促すために、ゲーミフィケーションコミュニティ機能を取り入れるなど、モチベーション維持に繋がるさまざまな取り組みが行われている。今回の「ハコトレV」とバズーカ岡田氏とのコラボレーションも、その好例と言えそうだ。

©株式会社ハコジム

バーチャルとリアルの融合
フィットネス業界の未来予想図

近年、急速に市場を拡大しているVR/ARフィットネス市場。デバイスの進化にともなって、その市場規模は2027年には2020年の約5倍以上に成長すると予測されている。

VTuberとのリアルタイムなコミュニケーションや、ゲーム感覚で楽しめる要素を取り入れ、従来のフィットネスの枠を超えた新しい体験を提供する「ハコトレV」。今回のコラボレーションは、フィットネス業界における「バーチャルとリアルの融合」という潮流を象徴する出来事と捉えることができるのではないか。

👀 GenZ's Eye 👀

「推し×筋トレ」は、大変捗りそうですよね。これからはモチベーションも企業側から供給される時代になるのかもしれません。ウェルビーイングの時代においてはどのように心身の健康を達成するかも多様化していきそうですね。あなたもバズーカ岡田氏といっしょにハッスル!

Top image: © 株式会社ハコジム
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。