ティーバックの中身を、パクッ!「食べる」と「飲む」、どっちも両立できるお茶がある
仕事やプライベートに忙しい毎日を送るなかで、ホッと一息つけるティータイムは、多くの人にとって欠かせない時間だろう。 そんな癒やしの時間をさらに豊かにしてくれる、新しいトレンドが誕生した。
それは、飲んだあとにも楽しみが隠れているという「エディブルティー」だ。
南米生まれのフルーツティー
「Moosa」
「TRENDHUNTER」によれば、米国の飲料市場に新規参入した「Moosa」は、ドライフルーツをそのままティーバッグにした新感覚の「エディブルティー」を展開している。
「エディブルティー」とは、果実やハーブなどを乾燥させたものを茶葉の代わりに使い、お茶として味わった後に残りをそのまま食べられるお茶のこと。これにならい、ティーバッグのなかにあるフルーツまで味わえるのが最大の特徴だ。
また、同ブランドは環境再生型農業を実践し、女性の雇用も創出するなど、エシカルな生産体制を確立している。 環境問題に関心の高い層だけでなく、健康志向の高い人や新しいもの好きの人にとっても、魅力的な選択肢と言えるだろう。
グローバルで進化する、お茶のカタチ
「エディブルティー」の魅力は、そのユニークな飲み方に留まらない。従来のお茶の概念を覆し、「飲む」と「食べる」の両方を一度に楽しめる、これまでにない体験を提供してくれるのだ。
さらに、飲み終わった後のティーバッグを捨てる際に、環境問題について改めて考えるきっかけを与えてくれるのも、これならではの特徴。
世界中で関心が高まる食品ロス問題。 農林水産省の発表によると、日本では年間約2550万トンの食品廃棄物が発生しており、そのうち「食べられるのに捨てられてしまう食品」は約612万トンにも及ぶという。
同ブランドは、一杯のお茶を楽しむという行為を通して、私たちに食品ロス削減を身近に意識させてくれる、サステナブルな時代における新しいお茶のあり方を提案しているのだ。
自分だけのオリジナルアレンジも可能
「エディブルティー」はホットティーはもちろん、アイスティーやカクテルなど、様々なアレンジを楽しむことが可能。 たとえば、炭酸水で割ったり、ハーブやスパイスを加えたりと、自分好みの味わいを追求できるのも魅力のひとつだ。
さらに、飲み終わった後のフルーツは、ヨーグルトやシリアルにトッピングしたり、お菓子作りに活用したりと、様々な方法で楽しむことができる。
一杯のフルーツティーがもたらす、サステナブルで豊かなティータイム。 あなたも「Moosa」で、環境に優しく、そして心も満たされる新しいお茶体験を始めてみてはいかがだろうか。