背負ったままで中身が出せる「バックパック」。秘密はスイング機能

一般的に2wayバッグと言ったら、持ち方が二通りある機能を指す表現。ですが「これも立派な2way!」と、思わず納得してしまうバックパック「Paxis」が、アメリカのアウトドア愛好家たちの間で評判を呼んでいます。

レバーひとつで
バッグが二分する!?

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一見するとベーシックなバックパック。ところが、トンデモない楽チンなアイデアを搭載した逸品。だって、いちいち背中から下ろさなくても、背負ったまま中身が取り出せてしまうのだから。実のところズボラでもなんでもなく、アウトドアで本領を発揮するための最適設計が施された、本格派ツールなのです。

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肩ストラップに付属されたレバー(シャトルポッドリリースハンドル)を引くと、ワンタッチで「シャトルポッド」と名付けられた、バッグ下部(1/3の収納スペース)が、背中部から、ぐるっと前方お腹側にスイングして回ってくる仕組み。これがPaxis最大の特徴です。

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どうです?このしなやかな動き。シャトルポッドに必要なモノさえ入れておけば、出し入れの手間が省けるでしょ?ちなみに、シャトルポッドの容量は2リットルのペットボトルと同等のサイズ感。

必要な時、さっと取り出せれば
自然の変化も逃さない

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例えば、動画にも登場する釣りのシーン。ルアーやフライといった小道具もさっと取り出せて、これならアクティビティを中断する時間もわずかで済みます。もちろんトレッキングや山登りでも活躍必死。カメラやマップ、サングラスに双眼鏡、水筒だってワンタッチで手元にスーッといった具合。

Paxis生みの親はVierthaler夫妻。シアトルとバンクーバーの間に浮かぶ、大自然がそのままの姿で残るオーカス島に移り住んで30年の、大のアウトドアフリークです。自ら楽しむアウトドアライフを通して、機能性をとことん追求した結果、このこの2way収納を思いついたんだそう。

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ありそうでなかったこの仕組み。ひとたびフィールドへと出れば、両手はいつでもフリーでいたいし、カメラでも水筒でも、「使いたいときにさっと取り出したい」。Vierthaler夫妻の機能追求は、そんな思いに端を発しています。この欲求、アウトドア好きならばきっと納得がいくはず。
アングラーでもハイカーでも、自然の中に分け入ったら、誰だって「逃したくない一瞬」があるのでは?

そうそう、小さい子どものいるパパママたちにもPaxisはおすすめ。タオルや水筒、お菓子、必要なときにさっと取り出せるのって、案外、重要なポイントですよね。

Licensed material used with permission by Paxis

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。