あえての"無味"には理由がある。新感覚「ノンシュガーゼロフリーのど飴」

「ノンシュガーのど飴」市場は過去最高の売上を記録。 健康志向の高まりとともに、のど飴市場は成長を続けている。

そんななか、「カンロ株式会社」は1月28日から、全国のローソン店舗にて「ノンシュガーゼロフリーのど飴」を発売。同社によれば、この商品は甘味やフレーバーを極力抑えた、新感覚のど飴だという。

100年企業が描く、飴の未来

1912年創業のカンロ株式会社は、これまでも常識を覆す商品を生み出してきた。 菓子食品業界初ののど飴「健康のど飴」や、ヘルシー志向に応える「ノンシュガーのど飴シリーズ」はその代表例だ。

そして2025年、「味のしない?飴」という、これまでにないコンセプトの商品を市場に投入する。 これは、常に新たな価値を創造し市場をけん引してきた同社の、新たな挑戦と言えるだろう。

©カンロ株式会社

「ノンシュガーゼロフリーのど飴」
開発の背景

じつは2022年からローソンでテスト販売されていた「味のしない?飴」。 この販売を通してカンロは、従来の飴の常識にとらわれないニーズの存在を認識したという。

たとえば、甘いものが苦手な人や香りが気になる場面でも、口寂しさを紛らわせるものを求める声だ。「ノンシュガーゼロフリーのど飴」は、こうしたニーズに応えるべく開発された。

新しい「美味しい」の形
味の定義は変化する

©カンロ株式会社

「ノンシュガーゼロフリーのど飴」は、甘味やフレーバーを極力抑えているいっぽうで、ハーブエキスとメントールを配合。味がしない?のに効能感があるという、これまでにない体験を生み出した。 これは、「美味しい」だけがすべてではない、というカンロからのメッセージかもしれない。

また近年、健康意識の高まりから、「無添加」「砂糖不使用」といったキーワードに注目が集まっている。

「ノンシュガーゼロフリーのど飴」は、こうした時代の変化を捉え、心身の健康を追求するウェルビーイング社会における、新しい「美味しい」の価値観を提示していると言えるだろう。

そして、これらの変化は私たちに「味」とは何かを改めて問いかける。機能性やシンプルさといった価値観は、これからの時代において「味」の概念を大きく変えていく可能性を秘めている。

固定概念にとらわれず、柔軟に変化していくこと。 カンロの挑戦は、私たちにそんな大切なことを教えてくれるだろう。

ノンシュガーゼロフリーのど飴』

発売日】2025年1月28日(火)

【参考価格】181円(税込) ※消費税8%

【内容量】25g

【販売エリア】全国のローソン店舗

Top image: © カンロ株式会社
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。