「クイズで自分をシェア」する新潮流。FriendQuizが海外月間利用者300万人を突破
SNSでの自己表現が多様化する中、「クイズ」で自分を表現し、繋がりを深めるサービス『FriendQuiz』が国際的な注目を集めている。
株式会社App-CMが運営するこのプラットフォームが、国境を越えて大きな広がりを見せているのだ。
「自分クイズ」が世界を席巻、海外利用者数が月間300万人を突破
FriendQuizの日本国外における月間アクティブユーザー数(MAU)が、2025年4月に300万人を突破した。この事実は、FriendQuizが提供する新しいコミュニケーション体験が、世界中で受け入れられている証左と言える。
FriendQuizでは、誰もが自分に関するクイズを手軽に作成し、友人と共有できる。これは、従来のSNSとは異なる「自分らしさを共有する新しい手段」だ。
趣味や価値観など、言葉だけでは伝えきれない多面的な側面を、遊び心のあるクイズ形式で表現できる。友人がクイズに挑戦することで、互いの理解を深めるきっかけが生まれるのである。
特筆すべきは、クイズ設問自体がユーザーによって生み出されている点だ。CGM(消費者生成メディア)形式で、海外ユーザーによって月間150万件以上の新しい設問が作成されており、この活発なユーザー参加が成長を支えている。
写真いらずの手軽さと深まる繋がり
なぜFriendQuizは海外でこれほど支持されるのか。大きな理由の一つは、写真や動画の撮影・編集といった手間が不要な「手軽さ」だ。スマートフォンさえあれば、思い立った時にオリジナルクイズを作成し発信できる。
多くのSNSでは、見栄えの良い投稿にプレッシャーを感じる人もいるが、FriendQuizでは気負いは不要だ。日常の些細な気づきや内面的な部分を題材にすることで、等身大の自分を自然に表現しやすくなる。
「たった1つのクイズが、自分らしさを表現し、友人との会話を生み出す」という体験は、新しいコミュニケーションの形を提示する。
友人のクイズに挑戦することで相手の新たな一面を発見し、会話が弾むなど、より深い相互理解へと繋がる。FriendQuizのサービスサイトでは、その活気あるコミュニティを垣間見ることができる。
クイズが紡ぐ、コミュニケーションの未来
FriendQuizは、日本国内でも最大級のクイズ・ソーシャルメディアへと成長した。運営元の株式会社App-CMは、「自由なアイデアと革新的なテクノロジーの融合によって、人と人のコミュニケーションがより豊かになるサービスを創造してまいります」との展望を掲げる。
クイズを通じて世界中の人々が自分らしさを表現し、理解を深め、新たな繋がりを育む。FriendQuizが切り拓く新しいコミュニケーションの形は、デジタル社会における人と人との関わりに、今後ますます豊かな彩りを与えていくだろう。