書くことで、学び方がちょっと変わる。新しい「Campus」に注目したい理由
学生時代に誰もが一度は手にしたであろう、コクヨの「Campusノート」。そのブランドが今、大きな進化を遂げている。50周年を迎えた2025年9月、Campusはノートのブランドから、“まなびかたのブランド”へと刷新された。
思考が整理される文具が
次の成長を加速する
これまでのノートというプロダクトに留まらず、文具×メソッドという新たな切り口で、一人ひとりに合った学び方を提案する「まなびレシピ」がスタート。文具は単なる道具ではなく、思考と行動を変える「きっかけ」になり得る──。そんな哲学が込められている。
これ、必ずしも学生を対象としたものではないのでは?と思えてならない。というのも、社会に出て数年、日々働くなかで感じ始める「自分の限界」や「伸びしろ」。そこに向き合うために、再び“書くこと”に立ち返ってみるのは悪くない選択と思うから。
たとえば……。
スマホでは管理しきれない
「アナログの力」

ごきげん勉強計画「モチ勉」
中高生の約8割が勉強へのやる気が出ないと感じる中、「計画や実績の可視化」でやる気を上げる学生が多くいます。勉強管理アプリが普及しても、集中のためのスマホ断ちや手軽さから、紙を使った勉強計画は根強い人気となっています。また、近年は「SNS映え」から「効率性と達成感」重視へニーズが変化しています。「モチ勉」は、計画と頑張りを記録して振り返ることでモチベーションを上げるまなびかたです。


まず注目したいのが、自己管理やモチベーション維持をサポートする「モチ勉」シリーズ。SNS映えやかわいさ重視の手帳術ではなく、効率性と達成感を軸に設計されているのが特徴だ。
ラインアップの中心となるのは、「スタディプランナー」。長期目標と日々のタスクをリンクさせる「ダイアリー」、1日のタスクと実績を並列で記録できる「TO DO」、時間ごとのログをつけられる「TIME LOG」の3種類が展開されている。
たとえば、TO DOタイプでは「やること」「やったこと」を見える化し、積み上げを実感しやすい。仕事と自己研鑽の両立に悩む人にとって、スマホのリマインダーやアプリよりも手応えのある自己管理ができるだろう。
「学び」は隙間で差がつく時代へ

スキマ時間に「ちょこ勉」
忙しい学生生活の中で、96%の学生が「スキマ時間で勉強したい」と回答。「ちょこ勉」では、計画・要点・暗記のすべてをミニサイズのバインダーに集約するまなびかたを提案します。数種の罫線や暗記用シート、ふせんなどの周辺用品と組み合わせることで、スキマ時間の学習がこの1冊で完結します。
働き方が多様化し、まとまった時間が取りにくい現代において、スキマ時間の活用が成果を左右する鍵になる。そんなニーズに応えるのが「ちょこ勉」シリーズ。いいじゃない、このネーミングも。
なかでも、A7サイズの「キャンパス ルーズリーフ」は秀逸。TO DO管理や暗記、カラーでの分類ができる3タイプが揃っており、必要な情報を必要な形でコンパクトに持ち運べる。加えて、専用の「ミニバインダー」を使えば、名刺サイズの思考メモ帳としても活躍する。
これはもはや、ただのルーズリーフではない。情報の抽出・整理・再構築をスマートに行うための思考ツールとして機能するプロダクトでは?
「書くことで、考える」が
いま、あらためて必要
このほかにも「まなびレシピ」に基づく文具12種類56品番が新たに登場。新しいCampusが目指すのは、情報にあふれた時代における個別最適な学び方の再発見ではないだろうか。
近年の学習指導要領でも重視されている「主体的・対話的で深い学び」──先述のとおり、それはなにも学生だけの話ではないわけで。むしろ、日々変化するビジネスの現場において、仮説と検証を回しながら学び直し続ける社会人にこそ必要な姿勢だったりもする。
必要なのは、たんにスマートな知識の詰め込みだけではなく、「思考の設計力」や「行動に変える力」。そしてそれを下支えするのが、文具という最も身近なツールなのではないだろうか。
今も昔も、Campusはただのノートではない。「書くこと」そのものを通じて、あなたの“まなびかた”を進化させるパートナーになってくれる。そんな存在を見つけに、文具コーナーに立ち寄ってみては?

すぐ書く見返す「メモ勉」
近年、板書授業が減少し、プリントや教科書に直接書き込む学習スタイルが増加しています。しかし、書き込むスペースが不足することが多く、別の紙にメモを取ると紛失してしまうことが課題となっています。「メモ勉」では、教科書やプリント等にふせんで補足やポイントの書き込みスペースを作ることで、情報を一つの紙媒体にまとめ、見返しやすい学習環境を実現します。

バインダーにひとまとめ「とじ勉」
プリント授業が多い中、従来のパンチは大きくかさばるため、プリントを家に持ち帰って穴あけする必要があります。しかし、面倒でつい後回しにしてしまい、プリントを紛失するケースが多発していることが、学生へのヒアリングによりわかりました。「とじ勉」では、2穴バインダーにとじて学校に持参できる薄型軽量パンチを開発。ルーズリーフもプリントも、その場ですぐに時系列順にとじて簡単に管理できます。






