アース製薬がバーチャルマーケット初出展、リニューアルしたモンダミンをメタバースでPR
アース製薬株式会社は、2025年12月6日から21日にかけて開催されるメタバースイベント『バーチャルマーケット2025 Winter』に初出展。
今年全面リニューアルされた洗口液『モンダミン』を、バーチャル空間ならではの体験を通じてアピールする狙いがあるようだ。また、12月20日と21日に秋葉原で行われるリアルイベント『Vket Real 2025 Winter』にも協賛し、仮想と現実の両面からプロモーションを展開する。
若年層に向けた没入型体験での啓蒙活動
今回の出展背景には、オーラルケアへの関心が高まる一方で、実践に至っていない層へのアプローチがあるらしい。
同社の調査によると、「歯磨きだけでは不十分」と感じつつも洗口液などを使用していない人が約1,400万人いると推計されているそうだ。そこで、20代から30代のユーザーが多いバーチャルマーケットを活用し、没入感のある体験を通じて商品の認知拡大と正しい知識の普及を図るとのこと。

企業出展会場の「パラリアルシンガポール」には、巨大な口を模したエントランスが特徴的な「モンダミンブース」が登場する予定だ。
来場者はブース内で、キャラクターの口の中に入り込み、食べかすやプラークといった汚れをモンダミンで退治するゲームを楽しめるという。複数人での協力プレイも可能で、ゲームが進むにつれて難易度が上がる仕組みになっているそうだ。

フォトスポットやSNSキャンペーンも展開
ブース内には、CMキャラクターのような写真が撮れるフォトスポットも設置されるとのこと。3Dモデルのモンダミンを手に持ちながら記念撮影ができるほか、口腔ケアに関するポスター展示を通じて、楽しみながら知識を深められる設計になっているらしい。
さらに、来場者参加型の企画も用意されている。
アンケート回答者には全員にモンダミンのイヤリング3Dモデルがプレゼントされ、ブース内で撮影した写真を指定のハッシュタグとともにSNSに投稿すると、抽選で「自動で出てくるモンダミン」が当たるキャンペーンも実施されるようだ。


リアルイベントでのサンプリング実施
メタバース空間だけでなく、現実世界での接点づくりも行われる。
秋葉原UDXで開催される『Vket Real 2025 Winter』では、次世代体感型ゲーム『V決闘』のスポンサーとして協賛し、体験者にモンダミンのサンプリングを実施するという。バーチャルとリアルの双方からアプローチすることで、より効果的なPRを目指しているようだ。








