ウルトラマンの怪獣が革素材に!ウルトラマン60周年の「怪獣革」登場
怪獣の皮膚に触れたことがある人は、おそらくこの世にいません。でも「もし怪獣の革が実在したら?」という問いに、2年間の研究開発で本気の答えを出したブランドが現れました。
株式会社ハイソックスが発表した怪獣革専門店「KAIJU LEATHER WORKS」(以下KLW)は、架空の存在であるはずの怪獣の革を、実際に手で触れられる素材として開発・製造・販売するという、聞いたことのないコンセプトのブランドです。
グッズではなく「素材」として売る
怪獣の質感を暮らしに取り込む余白

第1弾として選ばれたのは、ウルトラマンシリーズに登場する3体の怪獣——ダダ、エレキング、メフィラス星人。
1966年の初放送から2026年で60周年を迎えるウルトラマンシリーズを記念し、それぞれの怪獣が持つ独特の柄や質感を革素材として再現したといいます。
ここで注目したいのは、KLWが自らを「革卸しブランド」と位置づけている点です。つまり、怪獣のキーホルダーやTシャツといった「完成品グッズ」を売るのではなく、怪獣の質感そのものを「素材」として世に送り出そうとしている。
これはキャラクターグッズの発想とはまるで違います。革という素材は、財布にもなれば靴にもなるし、椅子の張り地にだってなり得る。
怪獣の存在感を、持ち主が自分の暮らしの中に自由に取り込める——そんな余白のある提案なのです。
「怪獣を纏う」が比喩じゃなくなる日

革の一般販売は2026年秋からの予定ですが、それに先駆けて、下北沢発の衣装屋アパレルブランド「MONSTROUSA」とのコラボアイテムがすでに動き出しています。
MONSTROUSAは2023年に下北沢の衣装屋から生まれたブランドで、衣装屋の職人技と大胆なデザインを掛け合わせた服づくりが持ち味。過去にもウルトラ怪獣をモチーフにしたアートアパレルを手がけてきた実績があります。
今回はダダ、エレキング、メフィラス星人の怪獣革を使い、日常で着られるアイテムとして展開するとのこと。「怪獣を纏う」が比喩ではなく、文字通りの体験になるわけです。
好きなキャラの革で財布を仕立てる
フィクションとの距離が変わる
今月、阪急メンズ東京1階にて合同ポップアップ「ULTRA KAIJU STORAGE」では、怪獣革を直接手に取れる世界初の展示が開催されました。
キャラクターIPの楽しみ方は、ここ数年で大きく広がりましたが、グッズを「買う」から、コラボカフェで「体験する」へ。そして今度は、素材として「暮らしに取り込む」へ。好きなキャラクターの柄が刻まれた革で、自分だけの財布を仕立てる——そんな未来が来たとき、私たちとフィクションの距離は、また少し変わるのかもしれませんね。
『KAIJU LEATHER WORKS』
【公式サイト】https://klw2xxx.com/






