「あと何kg?」をスーツケースが教えてくれる。計量機能つきの新モデル

大阪発のスーツケースブランド「Libetee(リベティ)」が、スーツケース本体に計量機能を内蔵した新モデル「ライトジップスーツケース」の先行予約販売を開始しました。

持ち上げるだけで、中身の重さがわかる。それだけ聞くと「便利グッズ」の話に聞こえるかもしれませんが、この一台が解決しようとしているのは、もう少し根深い問題です。

「あと何kg入る?」が消えない旅

スーツケースを片手で持ち上げてハンドル部分の重量表示を確認する様子
© 株式会社リベティ

飛行機に乗る人なら、一度は経験があるのではないでしょうか。

チェックインカウンターでスーツケースを預けた瞬間、表示される重量にドキッとする、あの感覚です。

超過していたら追加料金。最悪の場合、その場で荷物を開けて詰め替えるはめになります。

帰りはもっと厄介です。お土産を買うたびに「これ、大丈夫かな」と頭の片隅で計算し続ける。旅先の楽しさに、ずっと薄い不安が重なっている状態です。

同社の代表・塚本崚太郎氏は、月の半分以上を出張先で過ごす生活のなかで、まさにこの「重さへの不安」を日常的に感じていたといいます。

構想から約2年。たどり着いた答えは、携帯用の荷物はかりを「別で持つ」のではなく、スーツケースそのものに計量機能を組み込むことでした。

「測る道具」と「運ぶ道具」が同居する設計

ハンドル付近にあるロック・アンロックスイッチの拡大
© 株式会社リベティ
黒と白のライトジップスーツケース2サイズが並んだ様子
© 株式会社リベティ

日本国内の楽天市場やAmazonに掲載されているスーツケースを対象にした調査では、本体に計量機能を備えた商品は確認できなかったとのこと(2026年8月、同社調べ)。

つまり、スーツケースに体重計のような機能を持たせるという発想自体が、これまで製品化されてこなかったわけです。

面白いのは、このモデルが「計量できるだけのスーツケース」ではない点です。

フロントポケットからメイン収納に直接アクセスできる構造、キャスターロック、ドリンクホルダー、スマホスタンド、荷物フックなど、移動中に「あったらいいのに」と思う機能がひと通り詰まっています。

ファスナー部分には、ペンなどを差し込んで開ける手口への対策を施したダブルジップ構造を採用。リベティとしては初のファスナータイプで、防犯面にも配慮されています。

旅の道具は「不安を減らす装置」になれるか

スーツケースのドリンクホルダーにコーヒーカップを差した使用シーン
© 株式会社リベティ

スーツケースの進化というと、軽さや丈夫さ、収納力といったスペックの話になりがちです。

でも、旅のストレスを振り返ってみると、物理的な不便さよりも「わからないことへの不安」のほうが、じわじわと体力を削っていたりします。

重さが見えるだけで、パッキングの判断が変わる。お土産を選ぶときの迷いが減る。空港で焦らなくて済む。

「測る」というごく小さな機能が、旅全体の心理的な余裕を変えるかもしれない──そう考えると、スーツケースの役割そのものが少し違って見えてきます。

次の旅の前、自分が本当にストレスを感じていたのは「荷物の重さ」ではなく「重さがわからないこと」だった、と気づく人は意外と多いのではないでしょうか。

ライトジップスーツケース

【サイズ・価格】Sサイズ(約40L/2〜4泊目安)29,800円/M+サイズ(約82L/6〜9泊目安)36,800円
【カラー】シルバー/ブラック
【保証】永久保証(キャスター・ハンドル・キャリーバー・ロックなど可動部分が対象)
【先行予約特典】公式サイト限定で1,000円OFF
【公式サイト】Libetee

Top image: © 株式会社リベティ
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