学校では教えてくれない「計量スプーン」の選びかた
普段料理をしない人がレシピ本を開いて「いざクッキング!」となったとき、手に取るのが計量カップや計量スプーンだと思うんです。レシピに書かれた分量をしっかり計るため。分量はたしかに重要。では、そのためのキッチンツール、どう選んでますか?
ここで取り上げるのは計量スプーンの選びかた。「安けりゃいい」と、適当なものを買ってしまうと、逆に調理の際に手がかかってしまうんですよね。
計量スプーンはじつにさまざま
何を基準に選べばいい?
大さじ、小さじのみならず、大さじ1/2、小さじ1/4、少々など、じつはメーカーによって基準がさまざま。大さじ、小さじだけが使えるものもあれば、細かな分量まで計れるよう、何種類もスプーンが用意されたものも。
1本あれば事足りるようにと、スプーンの内側にいくつもラインが引かれ、分量を図るものや、分量を切り替えるためのスライド仕切りタイプも。これだともう、選ぶ側はどこを基準にすればいいかすら、わからなくなってしまいますよね。
でも、本当のところ重要なのはこちら。
こだわるべきは、分量よりも「形状」
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料理に従事する私たちがオススメするのは“立つ”計量スプーン。もっと言えば自立するタイプです。形状を説明すれば、スプーンの背が平たくなったもの。
では、なぜこのタイプがいいのか?
それは片手が塞がることなく計量できるからです。お菓子やケーキをつくる際、わずか数グラムでも仕上がりに差が出るほど繊細なもの。そのため、すりきりがしやすく、こぼしにくいといった利点がたくさん。調理がぐっと楽になりますよ。
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