イヤでも、人生で一度は経験しておくべき「6つの失敗」
自己啓発でよく言われる「若い頃は、たくさん失敗しよう」というフレーズ。だけど、具体的にどんな失敗が、どう将来に役立つのでしょうか?
米メディア「Elite Daily」でPaul Hudsonさんが寄稿していた、20代で味わっておきたい「6つの失敗」を紹介しましょう。
01.
恋愛の失敗が
人生に深みを与える
恋愛関係はいつも、誰のせいでもなくどこかで終わりを告げてしまうもの。もし明確に見えているズレがあるのなら、別れの決断を下すのは簡単だ。だけど、ぼんやりとした中で選択を重ねていくことでも、人生は深いものになっていくだろう。
02.
友人関係の失敗が
「本当の自分」を教えてくれる
毒のあるロマンスがあるのと同様、毒のある友情もある。友人との仲たがいを経験したときにはじめて、自分自身のことや、自分がどんな人生を送りたいかを深く考えるようになる。
03.
「自分は何を求められているか」
がわかる、進路の失敗
「最初からすべてうまくいった」という人の話は信じないほうがいい。誰しもが、どこかで挫折を経験する。情熱がもてる仕事を探すのだって、時間がかかるものだ。
「自分が何をしたいか」ではなく、「世界が自分に何を求めているか」「それに自分をどうフィットさせるか」を知ることが大切で、最初からドンピシャの天職に就くほうが確率的には難しい。
04.
あなたの価値観を決める
お金の失敗
若いうちに、自分の無駄使いに気付けるかどうか。人生で一度も無一文になったことがなければ、本当に最低限必要な物が何なのかを知ることはできない。どんなものにどんな価値があるのか、それがわからなければ人生は無駄だらけのままになってしまう。
05.
挑戦しても届かない
達成への失敗
ベストを尽くして、それでもまだ足りない何かがある。そのことを知ったうえで得られるものはたくさんある。失敗するチャンスを自分自身に与えなければ、絶対に何も得られない。たいていの場合、手遅れになるまで気が付かないのだが…。
06.
人生はギャンブル!
未来予測の失敗
人類がここまで進化したのは、未来を予測する能力があるから。それが他の生物との決定的な違いとも言える。
人間は、観察して推測することの重要性をよく忘れてしまう。筋書きが複雑なほど、結果を予測するのは難しいもの。正直なところ、今起こっていることに対しては、可能性を予測することしかできないのだ。
でも、それでいい。人生はそもそもギャンブルなのだから。