その悪臭、規制対象!?食べるだけでカラダがクサくなる「臭う食べ物たち」

冬だからって、ニオイに油断はできません。ニオイを抑える方法はいろいろですが、食べ物に注意するというのも効果的です。
例えば、こんな食べ物はニオイの元になりやすいそうですよ。

01.
その臭い、規制対象です!
「ブロッコリー」

どうしてブロッコリーが体臭の原因になり得るのか? それはブロッコリーの中に含まれるレシチンが腸内で消化、分解される際に、トリメチルアミンという化合物に変化し、ニオイを発生させるから。
なお、トリメチルアミンは低濃度では魚の臭い、高濃度になるとアンモニア臭を放つ悪臭パワーを秘めているんだとか。

02.
毛穴を通して放出するアノ臭い
「赤みの肉」

お肉に豊富に含まれているタンパク質、これが体内に入るとアミノ酸となって吸収されていきます。その際アミノ酸の一部はアンモニアへと姿を変え、臭いの成分が生成されることに。排泄物だけでなく、血中に浸透したアンモニアが毛穴を通して放出してくる。これが臭いの原因となるのです。

せめて少しでも体臭を予防するには、食後にリンゴを食べること。リンゴには口臭予防に効果のある、天然のポリフェノールが含まれています。さらには食物繊維も豊富。口内も腸内もW消臭できるリンゴが、肉食後のデザートにもってこい。

03.
消臭剤も効果なし!?
「アスパラガス」

アスパラガスが悪臭に影響するのは、じつは排泄物なんです。沼や水たまりで有機化合物が腐敗することで生じる、メタンチオールが臭いの素。とは言え、もちろん食べることに問題なし。

一部の酵母やチーズ、キノコなどにもこの物質は含まれています。ただ、排泄の際トイレで強烈な異臭を放つとしたら、この緑黄色野菜も原因のひとつと考えられます。

体臭と無縁に思えるアスパラガスも、大事なデートでは極力避けるべき野菜なのかも。

04.
知らずのうちに口から硫黄臭?
「キャベツ」

人によっては茹でキャベツを「クサい」と感じることがあります。その嗅覚、間違いではありません。それはメチオナールという陽性臭の特徴ゆえ。

キャベツも含まれるアブラナ科の野菜は劣化が激しく、硫黄成分が悪臭の原因になることでも知られています。生のキャベツをバリバリ食べていると、だんだん口の中が臭くなることにお気づきの方は少ないかも。これもメチオナールが口腔内に溜まっている証拠なのです。

もし、とんかつ屋で生キャベツをたくさん食べる方なら、口臭予防のためには、メインのとんかつにレモンをたくさん絞ることをオススメします。酸性食品であるお肉にもキャベツにも、消臭効果を発揮してくれるから。

05.
子どもの汗臭さの原因?
「ポテトチップ」

体臭を悪化させる要因は油にもあります。体内で消化しきれなかった脂質は、皮脂としてカラダの外に出ようとします。ところが、この皮脂の分泌量が多すぎると、毛穴自体が詰まってしまい、皮脂が酸化して脂肪酸とアルデヒドに変化していきます。この変化が臭いの原因に。

もちろんポテトチップに限らず、あらゆるジャンクフード類はデートの前には避けておいて間違いなさそう。

06.
ビール、焼酎、ワイン
「アルコール」は皮膚から放出

お酒を飲む人よりもむしろ、飲まない人の方が気になって仕方がないのが「酒臭さ」ですよね。アルコールが口臭を悪化させる酒臭さの理由は、さまざまなところで紹介されていますが、例えばこちらのサイト「口臭の悩みスッキリ解決!」では、アルコールが血液を巡り、やがて肺に達するからと説明されています。
さらには、カラダの中で代謝が始まるとアセトアルデヒドを生成。これが血液を通って皮膚からも放出、ここれが体臭の原因になるそう。

飲み過ぎの翌日、臭いが気になる朝にオススメするのはヨーグルト。結局、アルコールを分解してくれる肝機能を高めることが必要不可欠というわけです。

07.
目覚めの一杯は卒業!
「コーヒー」

朝一番、目覚めのコーヒーもカラダを臭わす原因に。とくに口臭には大打撃。空腹時は唾液の分泌量がただでさえ少ない状態、そこにコーヒーを飲んでしまうと、さらに分泌量が減ってしまいます。唾液が減少すればするほど、口腔内の雑菌は繁殖しやすく、これが口臭の元凶となるのです。

コーヒー党は朝食までガマンして、目覚めの一杯をレモンウォーターに代えてみては。スライスしたレモンを入れてグラスに水を注ぐだけ。レモンに含まれるクエン酸の殺菌作用で口臭予防だけでなく、歯ぐきの引きしめにも効果を発揮してくれます。


もちろん、これらの食べ物を口にしたからって、すぐさま体臭に影響を及ぼすなんてことはありません。でも、衣替えの時期はすぐそこ。薄着になればなおさら、頭の片隅に入れておいて損はないのでは。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。