「本物の火災現場」消防士にカメラを付けたら、想像を超えてた・・・(動画あり)

米カリフォルニア州サンバーナーディーノ消防署に第一報が入った。

「建物から火が上がっているのが見える。火事だ!」

すぐさま現場に急行する消防隊員。近隣住民たちは不安げに現場を見ながら、消防車の到着を今や遅しと待っていた…。

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ここから先は、消防隊員のヘルメットに装着された小型カメラの映像をもとに。緊迫の火災現場の一部始終を追っていこう。

緊迫の現場に
的確な指示が飛ぶ

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消防隊員は、隣接する家屋にも火の手が及んでいることを目視。
現場の状況を把握した隊長の判断で、ホースラインによる積極的な消火活動と同時に、炎上する家屋の屋根に換気穴を開けて、鎮火を図る作戦を指示。ミッション完遂までの時間を30分とした。

人命救助が最優先
それから・・・

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まず、消防士たちは、建物内に誰もいないことを確認。大人3名子供4名は、火の手が回る前に建物から自力で脱出。炎の上がる室内から大きな飼い犬を発見し救出、オーナーのもとへと無事に返すことができた。連絡を受けて駆けつけた救急隊(レッドクロス)らが、仮設テントを設置したが、幸いにもけが人はゼロ。

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消防隊員は、燃え広がる室内に放水を開始し鎮火にあたる部隊と、家屋の屋根に上がり炎の逃げ道となる換気穴をあける部隊と二手に分かれて作業開始。

迫りくる煙と炎!

屋根の上を念入りに叩いて開放口を確認。迷わずチェーンソーで一気に穴を開けていく。この間も、煙が隊員たちを襲う。開放された穴からは、勢いよく炎が吹き上げる。その様は、まるで生き物。背丈ほどまで迫りくる炎に、まったく怯むことなく淡々と作業をこなしていく隊員たち。

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そして30分後…ミッション遂行。
この消火活動に際して、消防車5台、はしご車1台および消防司令長が出動。損害額は、およそ150,000〜200,000ドル(1,790〜2,390万円)。だが、一人の負傷者も出さなかったことは、不幸中の幸いだったではないだろうか。

消防士の活躍を目にする機会なんてほとんどないはず。彼らの活躍の場が多くても当然困る訳だが。
「Firefighter」読んで字のごとく、勇敢に火災と戦う消防士たちの現場を紹介したのは、カリフォルニア州「サンバーナーディーノ消防署」。この動画を通じて、日常から緊急時のための避難経路確保や、家族との集合場所の確認など、火災に備えた心構えを喚起して欲しいと願っている。

Licensed material used with permission by San Bernardino County Fire

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。