【神対応】「耳が不自由な人」にスタバの店員がとった行動とは?
コーヒーチェーン、スターバックスの店員さんの接客対応が素敵なことは、ヘビーユーザーでなくとも周知の事実かもしれません。そのホスピタリティを体現するエピソードが、SNSで大きな反響を呼んでいます。
モニター越しに
手話で対応OKなスタバ
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Posted by Rebecca King on 2015年11月3日
舞台は、米フロリダ州にあるスターバックス。ドライブスルーを利用したのは、耳の不自由なRebecca Kingさん。乗ったまま注文できるカーポートの前に車を停めました。
「こんにちは。ご注文は何にいたしますか?」
スピーカーからの声に応答できないRebeccaさんに、もう一度同じ質問がかかります。電子看板のただ1点を見つめる彼女、きっとそこにはカメラのレンズがあるのでしょう。
しばらくすると、電子看板が切り替わり「ハーイ!」モニター越しに手を振る、女性店員( Katie Wyble)さんが登場しました。すると彼女、手話を使って難なく注文を取っていくではありませんか。フラペチーノ2杯は、問題なくRebeccaさんの元に届いたそうです。
実はKatieさんは大学で手話を学ぶ学生。ドライブスルーをよく利用するRebeccaさんとは、以前から手話でコミュニケーションを取っていたのだそう。
「Global News」が伝えているスターバックスの公式コメントによれば、このドライブスルーの周辺には、視覚・聴覚障がい者の通う公立学校があり、ビジュアルコミュニケーションの必要性を考慮して双方向通信可能なビデオカメラを設置しているのだとか。
マニュアルよりも
ホスピタリティ最優先
「わたしたち聴覚障がい者にとっても、スターバックスは本当にありがたい存在。手話を使えるスタッフがいる店が、どこにでもある訳じゃないですからね。世界中のドライブスルーで彼女のような手話ができるスタッフがいてくれたらな」
Rebeccaさんはこの経験をFacebookに投稿することで、店員さんのホスピタリティを世界に向けて紹介したかったのだそうです。その思惑通り(いやそれ以上)に、動画はあっという間に拡散されていき、ついには1,100万回再生にまで!
スターバックスは、アメリカ国内のドライブスルー利用ができるおよそ2,000店舗で、モニター付き電子看板への切り替えに着手したと「NBC」が報じています。つまり、お店の数だけ手話ができるスタッフがいるということ。一杯のコーヒーとともに、親密なコミュニケーションの時間も提供している。そんなところが多くのファンを惹きつける理由なのかもしれません。
Reference:Global News , NBC
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