多くの人に知ってほしい。マンガで解説する「鬱病と不安障がい」
精神疾患はなかなか理解されにくい部分も多い病気です。ここで紹介するのは、海外のマンガサイトに投稿された作品。鬱や不安に悩むひとりの女の子が主人公で、それぞれの症状との付き合い方を詳しく表現しています。
心の病に悩む人々は少なくありません。その気持ちを理解するための材料としても一度読んでみては?
01.
「わたしは鬱病と不安障がいを持っている」
02.
「元気でいることができず、何もやる気が出ない」
03.
「薬を飲んでもダメ。ベッドから出るには、自分に鞭を打って無理やり外に追い出さないといけない」
04.
「ママはこんなふうに言ってくる。
『昨日はあんなに楽しそうで元気で、いろいろできたじゃない』
(考えるだけでもうんざり)」
05.
「だから、ママにはこう話した。鬱と不安はチームメイトで、わたしは彼らとは違うチームにいるんだって」
06.
「彼らのゴールは、わたしの足を引っ張ること。それだけ」
07.
「ふたりは、わたしの被害妄想を膨らませる」
(みんなが後ろで話していること、きっときみの話だよ・・・)
「ふたりは、わたしなんか役立たずだって思わせてくる」
(大丈夫、きみなんかいなくたってみんな楽しくやってるよ)
08.
「そうしてわたしから元気とやる気を全部奪い取っていく」
(もし彼女が誰かにこのことを話したらどうしよう!)
(心配ないよ。ぼくも彼女のやる気を奪っておいたから。)
09.
「でも、彼らは時たま休暇に出かけてしまうことがある」
(荷物は持った?どうやっていくかわかるの?)
10.
「その旅行がどれだけ続くのかわからない。でも、わたしはその時だけ…」
11.
「元気もやる気も取り戻せる」
12.
「わたしはがんばれる。彼らがいない間なら」
13.
「だって、彼らがいつ戻ってくるのかわからない。何日後になるのか、はたまた何時間後か」
14.
「わたしにはわからない」
(戻ろうか)
15.
「わたしは、ふたりが旅行から戻ってきた時のために、闘う準備をしなきゃいけないって知ってる」
Licensed material used with permission by Sarah Flanigan