Twitterで話題 「工場夜景」が、ため息の出る美しさ
非日常的で、どこか近未来を連想させる工場夜景。数年前からブームとなった“工場巡礼”は、無機質な夜の表情を鑑賞しようというファンで賑わっているようです。
ランドスケープカメラマンTakahiro Besshoさんも、その夜景に魅せられたひとり。まるで“現代のお城”、と氏が表現する4作品からまずはご紹介。
近未来の要塞?それともお城?
ため息のでる工場夜景
四日市大正橋
三重県四日市市、敷地面積1,018,340平方メートルのコスモ石油四日市製油所。
川崎東亜石油水江工場
神奈川県川崎市。工場夜景のメッカでもあるこの辺りは、「川崎夜景ツアー」として屋形船クルーズや、はとバスツアーが人気。
四日市塩浜
三重県四日市市。昭和四日市石油のコンビナート。金属質のディテールでメタル感満点の夜景。
北九州苅田
福岡県北九州市。ライトアップされた三菱マテリアルのプラント。
全国的な工場夜景ブームのなか、いま工場は新たな鑑賞スポットとして定着しつつあるようです。とくに、日本でも有数の工場地帯である神奈川県川崎市や北海道室蘭市などでは、工場見学のためのナイトクルーズやバスツアーに予約が殺到。
鉛色の無機質な昼の顔とは一変、無数のプラントがライトアップされた夜の工場地帯には、時空を超えた力強さやダイナミズムを感じずにはいられません!
非日常の異世界に
タイムスリップ!
ここからは、さらにディテールに迫った写真をご紹介。遠くから見ている工場のイメージと、全く違った表情をしているんですね。う〜ん、見れば見るほどフシギな世界。まるで異世界、この非日常性に人々は魅了されるのかも。
Licensed material used with permission by Takahiro Bessho