【沖縄】リピーターなら、あえて「モーテル泊」で味わう最高の島時間を!

まだ、アメリカの統治下にあった1970年代初頭の沖縄。その時代に建てられた施設をリノベーションして、新たに「モーテル」として生まれ変わらせたデザインホテルが、本島中部に開業しました。

気分はまるでロードムービーの主人公。窓から海が見えるだけが、この島の魅力じゃありませんよ。

リアルな“Okinawa”を体感する
モーテル泊が面白そう

一列に並ぶガレージから、キャデラックやサンダーバードといったアメ車が今にも出てきそうなこの感覚。スクリーンの中でしか出会えないような世界が、那覇から1時間ほどの場所にありました。

ここは、極東最大のアメリカ空軍基地・嘉手納飛行場を有する本島の中部エリア。大型施設が立ち並ぶ海岸線とは対照的に、58号線を挟んだ陸側は、緑が豊かな落ち着いた住宅地が広がっています。

日本とアメリカ、ふたつのカルチャーがミルフィーユ状に折り重なるようにして、琉球文化と混じりあう場所。この沖縄の象徴のような地区には、アメリカ統治時代の“Okinawa”だったころに建てられた建物が今も多く点在し、ここ数年カフェやセレクトショップへと改装した店舗が次々とオープンする注目のエリアです。

その一角に開業したのが「SPICE MOTEL OKINAWA」。建築デザインオフィスがリノベーションした、開放感あふれるデザインモーテルです。

部屋は選べる3タイプ
もちろん、ガレージ付きも

部屋のタイプはダブル、ツイン、トリプルまで(1泊5,200円〜)。かつてのモーテルを再現したインテリアの部屋は、外国人旅行者にも人気があるんだそう。また、北部へと向かう旅の中継点として単泊で利用したり、さらには腰を据えてのロングステイにも、旅のスタイルやスケジュールに合わせて利用できる“気軽さ”が魅力です。

こちらは併設のカフェ。ひときわ目を引く「自動車」のネオン看板は、もともと建物の屋根にあったものを再利用したものだとか。出会いの場となるロビーラウンジにくつろぎながら、旅の情報を交換したり、泡盛のグラスを傾けながら旅の余韻に浸ったり。ホテル泊とはひと味違う「島時間」を堪能できるはず。

ちなみに、一番近いビーチまでは車で約10分ほどだそう。

ところで、県の観光統計資料によると、沖縄を訪れる観光客の約8割がリピーター層だといいます。コバルトブルーの海が広がる、オーシャンビューのリゾートホテル泊も当然すてきだけど、普段着感覚で沖縄を体感するのも、この島の楽しみ方ですよね。目の前に迫ったGW、もしくは夏休みに。予約は公式ページからどうぞ。

三線の音色がいつもと違って聞こえてくるはず。

Licensed material used with permission by SPICE MOTEL
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。