行き方、観光スポット、グルメ。旅行前にチェックすべき沖縄県南城市の基本情報

Googleマップで検索すると、ハートの形をしている沖縄県南城市。ここには、海や自然を満喫できるところだけでなく、沖縄の神話にまつわるスポットもたくさんあります。

そんなこと言われても「それ、どこ?」という人のために、南城の基本情報を紹介します。

南城って、どこ?

南城市は、ここ。

南城市は、沖縄本島南部の東海岸に位置しています。太平洋と中城湾(なかぐすくわん)に面しているので、高台から一望できる「絶景」を求めて多くの観光客が訪れています。

アクセス方法は?

那覇空港、国際通りなどの那覇市の中心部から南城市までは、レンタカーで移動するのが便利ですが、バスやタクシーでもアクセスすることができます。

那覇空港から
タクシー(1):国際線ターミナル→南城市中心部(市役所付近)
6000円〜7000円 約40分

タクシー(2):国内線ターミナル→南城市中心部(市役所付近)
5500円〜6500円 約45分

南城市までバスで行く場合は、那覇市中心部の那覇バスターミナル近くにあるバス停「上泉」から路線バスに乗ります。

那覇空港からバス停「上泉」までは、空港からゆいレール(沖縄都市モノレール)に乗り、旭橋駅で降りて徒歩約6分、タクシーだと1000円前後(約15分)です。

那覇市中心部から
路線バス(1):上泉→斎場御嶽
東陽バス38番 志喜屋線 830円 約60分

路線バス(2):上泉→新原
沖縄バス39番 百名線 780円 約60分

タクシー:国際通り→南城市中心部(市役所付近)
3500円〜4500円 約35分

那覇バスターミナルが2018年秋までリニューアル工事中のため、南城市までのバスはほとんどが、バスターミナル近くのバス停「上泉」から発車となります。

南城市内での移動は、デマンド交通「おでかけなんじぃ」が便利。事前に電話予約をすると、してくれます。南城市内の移動なら、1回の乗車につき定額300円とお得です。詳しくはこちらから。

南城に行ったら
何があるの?

南城市には、沖縄の神話に由来のある場所やマリンスポーツを楽しむことのできるビーチなど、多くの観光スポットがあります。

1.
地下と地上のテーマパーク
「おきなわワールド」

©2018 南都

おきなわワールド文化王国・玉泉洞」は、沖縄県を代表する観光テーマパークです。広大な施設内には、日本最大級の鍾乳洞「玉泉洞」や琉球ガラスの制作体験ができる「琉球ガラス王国工房」、ハブ酒やクラフトビールを製造・販売している「南都酒造所」など様々なスポットが揃っています。

2.
幻想的な亜熱帯の森
「ガンガラーの谷」

©2018 南都

鍾乳洞が崩れてできた谷間「ガンガラーの谷」。ここには高さ約20mの「大主(ウフシュ)ガジュマル」や子宝を願う鍾乳洞「イナグ洞・イキガ洞」、鍾乳洞の中に作られた「ケイブカフェ」などがあります。ツアー以外では立ち入ることができないので、事前の予約が必要。ツアー時間は約80分です。

3.
未開発の隠れ家的スポット
「新原ビーチ」

©2018 南城市

沖縄県南城市玉城にある「新原(みーばる)ビーチ」。海水浴をはじめ、バナナボートやマリンジェットなどのマリンスポーツ、グラスボートやバーベキューなどのアクティビティを楽しむことができる、リゾート開発されていないビーチです。

4.
生活を支える湧き水
「垣花樋川」

©2018 TABI LABO

南城市玉城の高台にある「垣花樋川(かきのはなひーじゃー)」は、日本名水百選にも選ばれています。ここで湧き出る水が、稲作が盛んな南城市の風土を作り、人々の生活を支えています。

5.
トンネルを抜けるとそこは絶景
「ニライカナイ橋」

©2018 TABI LABO

「ニライカナイ橋」は、国道331号線沿いにある太平洋を一望できる絶景スポット。橋の上からは、美しい海だけでなく久高島やコマカ島も眺めることができます。


ここからは、取材したスポットを紹介します。

6.
琉球発祥の地
「久高島」

©2018 TABI LABO

久高島(くだかじま)」は、琉球が生まれるきっかけとなった島で、沖縄誕生の地と言われています。南城市知念の安座真港から久高島の徳仁港まで、高速船で約15分、フェリーだと約25分で到着します。周囲8kmの島は、サイクリングで巡るのが定番です。

7.
最高の聖地
「斎場御嶽」

©2018 TABI LABO

斎場御嶽(せーふぁうたき)」は、県内に7ヶ所ある御嶽(=お祈りの場所)のうちのひとつで「最高の聖地」とされているスポットです。世界文化遺産にも登録されています。

Top image: © 2018 南都
取材協力:南城市
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。