魚がおいしい! 沖縄・南城のディナースポット「BE NATURAL」

夜に行くと、本当に人けのないこの道で合ってるのか? と少し不安になる、小高い山の上にあるレストラン「BE NATURAL」。沖縄・南城市の佐敷城跡近くにひっそりと佇んでいます。

とはいえランチもディナーも、地元の人やウワサを聞きつけたお客さんで賑わっていて、地元の食材やオーガニックにこだわった丁寧な料理を楽しんでいるそうです。

沖縄で見つけた
隠れ家レストラン

© 2018 TABI LABO

ゆっくりワインでも飲みながら食事したかったので、ディナータイムに伺いました。なんだか、知る人ぞ知る秘密基地を見つけたようなロケーションで、テンションが上がります。

料理は
「沖縄産」を大切に

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オーナーシェフ日向紀彦さんの「魚は知念漁港からの直送です」の言葉に惹かれ、お魚がメインのコースを選びました。

こちらは、最初から衝撃的だったアンティパスト「果物とゴルゴンゾーラのムース」。シェフはイタリアにも精通しているので、チーズのおいしさにも驚き。

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ワインは、希望やこの日のメニューに合わせて、お勧めを出してくれました。今日のお魚料理に合うものでお願いします!

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国産小麦の自家製パンもまた、おいしい。追加でエクストラバージンのオリーブオイルを2種類頼んだので、食べ比べも楽しめました。

シェフは本場イタリアでオリーブオイルソムリエの資格を取っていて、毎年トスカーナから直接仕入れているそうです。

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「自家製スモークベーコンのカルボナーラ仕立て」。すりたてのパダーノチーズが乗っていて、コクと風味がたまりません。

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きました、知念漁港直送の「鮮魚のソテー」。この日は南国らしいカラフルな見た目が特徴のヒブダイでした。初めて食べたけど、クセがなくておいしい! 添えてあるクレソンなども地元産。

仲買いの権利を持っているので、競り市から直接季節の鮮魚を仕入れてくるのだとか。市場に出回らないようなローカルな天然魚が味わえるのが嬉しい。

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デザートが2回出てきたときは、嬉しすぎて泣きそうになりました。

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驚きなのは、これらのコースにコーヒーまでついて、2300円(税抜)というリーズナブルさ。黒毛牛のお肉をつけたコースでも3200円(税抜)なので、その満足度たるや……。(※メニューは2〜3週間ごとに変更)

化学調味料は使わず、パンからジェラート、焙煎コーヒーまですべて自家製で作っているところに、店名「BE NATURAL」に込めている想いを感じさせてくれます。

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2017年4月に
移転オープンしたばかり

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2000年から17年間営業した旧店舗から、2017年4月に現在の店舗へ移転したそうです。

「前の店舗ではできなかったことを集約したい、という思いでテーブルや棚、植栽なども自分たちで手がけています。だから、準備期間も含めると3年以上かかりました(笑)。こだわりが強すぎたのかもしれませんね。まだまだこれからですが、1年後、2年後、さらには10年後に向けて少しずついい方向に変化していければと思います」

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南国沖縄産の果物を使った、BE NATURALオリジナルのコンフィチュール。添加物やタピオカ粉などは使わず、果物と砂糖のみ。「果物の味を引き立たせてあげたいので」と、オーナーシェフの日向さん。

その他にもオーガニック石けんやアンティーク陶器、手作り雑貨なども人気。カフェ利用も雑貨屋利用も楽しめますよ。

「BE NATURAL」

住所:沖縄県南城市佐敷138-1
TEL:098-947-6203
営業時間:11:30〜21:30(20:30 L.O.)
定休日:火、水(祝祭日は営業)
※研修のため、長期休業あり(ブログにて)
公式HP:http://benatural.sunnyday.jp/

Top photo: © TABI LABO
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。