掘り出しものを見つけに「青山陶器市」へ。あえて「1点モノを買う」が楽しい
一脚ずつバラバラの椅子が揃うダイニングテーブル。あ、これ我が家の話です。わざわざすべて同じモノで統一しなくても、お気に入りの椅子を見つけては買い足していく方式。この楽しみ方、普段使いの「うつわ」にも応用が利きますよ。
というわけで、東京・青山で開催される「陶器市」へのお誘いです。椅子もうつわもキホンは同じ。統一感より個性優先。けど、形なのかサイズなのか色なのか、トンマナさえ合わせればあとはOK。
でも、これだって方法論の1つでしかない。だから、「あえての1点買い」がオモシロいんですよね。
バラバラだっていいじゃない
好きなんだもの!
陶磁器をひっくるめて“せともの”という呼び方があります。これは、古くから焼き物の町として有名な愛知県瀬戸(せと)市を形容した言い方。この瀬戸で活躍する作家をはじめ、日本各地から選りすぐった焼き物が、青山に勢ぞろいする2週間。
大小のお皿に猪口、マグカップ、箸置きなど、普段使いできる食器やうつわから、今回の陶器市限定もの、作家さんたちの特別品や、ちょっとワケありな1点モノまで、思わぬ“めっけもん”が見つかるはず。
うつわを気に入るかどうかは、実際に手にとってみないことには分かりません。持ち上げたり、ひっくり返したり、手のなかでなじむかどうか。それを確かめながら、うつわを使っているときの自分をイメージしてみて。
いいんですよ、別にバラバラのうつわを使っていたって。ちょっとくらい重なりが悪くたって気にしない。それよりも、本当に好きなモノが1つずつ集まっていくほうが、きっと楽しいはずだから。
6/23(木)〜7/5(火)「コト・モノ・ミチ」で開催
会場は、「産地を丸ごと伝える場所」をコンセプトに、地場産業や、産地の職人たちの架け橋となって、日本各地の手しごとを発信するギャラリー「コト・モノ・ミチ」。青山で、っていうのがまたオツでしょ?
【概要】
「青山陶器市」展
開催期間:2016年6月23(木)〜7月5日(火)
時間:11:00〜20:00(6/23は19時まで、最終日は17時まで)
場所:coto mono michi at TOKYO(コト・モノ・ミチ)
住所:港区南青山5-2-16 青山フレックスA