【参加者募集中】オアフ島の魅力をサイクリングで楽しむ160km
「観光」「グルメ」「ショッピング」。
少し強引かもしれませんが、数年前まで旅の目的といえば、この3要素しかなかったと言っていいでしょう。しかし近年は、人々が海を渡る理由が多様化。たとえば、ここで紹介するようなものもそのひとつです。
自転車に乗るために
ハワイへ行く。
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1981年からハワイ・オアフ島で開催されている「ホノルルセンチュリーライド」は今年で35回目。ワイキキを起点にオアフ島北東部へと向かう最長約160kmのコースを、自転車で爽快に駆け抜ける人気ロングライドイベントです。
「最長」と書いたのは、約32、40、80、120、160kmの5通りから、自身の体力や当日の体調に合わせて自由にコース(距離)を選べるから。初心者から本格派ライダーまで、誰でも楽しめる仕組みになっているというわけ。
コースの見どころを紹介
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カピオラニ公園をスタートし、オアフ島の東海岸を北上。設定された地点で折返し、カピオラニ公園でフィニッシュします。
ダイヤモンドヘッドからハワイカイ、ハート・ブレイク・ヒル(心臓破りの坂)を経て、マカプー/マウナルア湾、カネオヘ湾などの風光明媚な海岸線、熱帯植物が茂るコーラウ山の裾野エリアなど、変化に富んだコースを走行。以下の写真でイメージを膨らませてみて。
朝焼けの
ダイヤモンドヘッドロード
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日の出前にスタートし、ダイヤモンドヘッドの脇を上ると、最初のビューポイント。朝焼けに染まった空と海をバックに、特別な一日の始まりを写真に収めましょう。
木々が生い茂るワイマナロ
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熱帯植物が生い茂るこのあたりは「ジャングルロード」と呼ばれています。運が良ければ、馬に乗ったロコとすれ違うことができるかも。
壮大な山並みが印象的な
クアロア
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75マイル(約120km)コースの折返し地点を過ぎて訪れるのは、切り立った山々が印象深く、映画のロケ地としても有名な「クアロア牧場」。ハワイの壮大さを感じさせてくれる神聖な場所です。
青に導かれる
カメハメハ・ハイウェイ
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![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/36248/ae4d6b495019917b3cd699a84f9208997c427e68.jpg)
美しい海と空に導かれるように続く海岸線のコースは、約160kmの最長コースに挑戦した人のみが堪能できる。
FINISH!!
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昨年の総エントリー数1,753人のうち、日本からのエントリーは701人と、多くの日本人ライダーが愛車とともに集ったのだとか。様々な旅行会社がツアーを企画しており、航空会社による無料自転車運搬サービスも利用できることから、初めての海外ライドを楽しみたい初中級者に加え、リピーターの多さも特色のようです。
今年の開催は、2016年9月25日(日)。エントリーはこちらから可能で、料金は全コース一律、大人17,500円、子ども3,500円。
改めて、「自転車に乗るために、ハワイへ行く」なんてことが、当たり前の時代になっていることを痛感しますね。