レズビアンをカミングアウトした17歳の少女。それを知った両親は、驚くべき行動に・・・
同性愛者であると両親に告げるのは、かなりのエネルギーが必要だということは、想像に難くありません。米ニュージャージーに住むKinsey Ratzmanさんもそんな1人でした。
きっかけは
親からの問いかけ
アメリカのニュース番組「NBC4」によれば、両親から同性愛なのかと質問された彼女、勇気を出して、自分はレズビアンであると告白します。その時間は「気まずかったけどやさしい」ものだったのだとか。この会話が彼女を勇気づけ、ソーシャルメディアでカミングアウトするきっかけとなったのです。
彼女のInstagramには
1年前の今日、自分の国で生涯愛する人と結婚できることがわかって、とってもうれしかった。(ところでわたしレズなの。これはカミングアウトです。きゃー)
という投稿が。
そしてアメリカの独立記念日の前日、7月3日。両親から「ちょっと早めに独立記念日のパーティをする」と言われたKinseyさん、家に帰ると驚きの光景が待っていたのです。
カミングアウトを祝うサプライズパーティが!
LGBTのシンボルカラー、虹色をテーマにしたフードがいっぱい!サラダやケバブ、ケーキまで。おじいちゃんやいとこなど、一家みんなが集まったとてもあたたかいものだったのだとか。このことを心から喜んだKinseyさん、その様子をtwitterに投稿しました。
すると、リツイート数約1万2,000と大きな話題となり、テレビを含めた各メディアから取材が殺到!
「NBC 4」によると、お母さんのAllisonさんに対して「楽しんでもらえると思ってる?」など否定的な声もたくさん届いたそう。でも「彼女はとても感謝してくれているし、どれくらいサポートしているか、わかってもらえたんじゃないかしら」とコメント。Kinseyさん本人も
「家族がわたしのよりどころだから、もしサポートしてくれなかったらとっても悲しい気持ちになっていたはず。LGBTQコミュニティにたくさんの友達がいるけれど、家族から認められず、本当に人生の重荷になっている人もいるし、毎日それを感じているの」
と答えています。ちなみに彼女の目標は、政治活動家になること。家族からの応援があれば、安心していろんな夢に向かっていけそうですね。