「女性同士の挙式」がこれほど美しいことを、多くの人は知らない。
Happiness is here!
『Dancing With Her』は、世界初のレズビアン向けウェディング雑誌。先月オーストラリアで創刊されるや否や、各国のメディアに取り上げられている。この雑誌を世に出そうと決めたのは、去年挙式を挙げたタラ・ベイカーとアリア・ハッセルのレズビアンカップル。
自分たちが一歩踏み出そうとして初めて、異性カップルの雑誌しかないことが、「レズビアンの祝福の場所」をつくるハードルを上げていると気がついた。前例を細かく知ることができなければ、プランニングも時間がかかってしまう。その度に生まれる不安も、共感してくれる人が居ないと思ってしまうかもしれない。
だからこそ、カップルフォトはもちろんのこと、それぞれが歩んできたストーリーや、式準備の仕方、小物の選び方、音楽のチョイスなど、できる限り細かく実用性の高い情報を集めたウェディング雑誌をつくりたかったのだそう。
オーストラリアは同性婚合法化に対して郵便投票を行なった結果、賛成の声が60%以上と高まり、ついに8日、同性婚を正式に合法化した。
『Dancing With Her』は、これからさらに増えていくであろう同性カップルに、誰よりもたしかに「結婚の憧れ」を抱かせてくれる存在になったのではないだろうか。
Reference:@dancingwithher