思いっきり「ぐうたら」しよう。
母親に「いつまでダラダラしてんの」「怠けてばっかりいないで早く宿題やりなさい」と、きつく叱られた記憶があるあなた。でも、ぐうたらするって、そんなに悪いことなの?
NY在住の女性ライター、ローラ・ケイスリーさんは「Little Things」で、ぐうたらするべし!と書いていますよ。
01.
脱・緊張しよう。
たっぷりストレスを感じた一日の終わりは、体もこわばっている状態になります。それは血圧や心拍数に影響して、「そわそわ」や「緊張状態」を生み出すことにも…。
少し立ち止まって伸びをしたり、深呼吸して心を落ち着かせるだけでも、リラックスした気持ちになれるかもしれません。
02.
運動は、短期集中でいい。
ぐうたらしたい日は、長時間のエクササイズなんて無理。やるとしたら、短時間に集中してサクっとできる内容を選ぶはず。そのあとネットフリックスでドラマをまとめて見る時間も欲しいですもんね。
ダイエットで、「短時間×高負荷エクササイズ」をしたあとに休息をとると良いなんて話もチラホラ。
03.
いいアイデアが浮かぶかも。
「いま、ボーっとしてたでしょ?」
「(ギクッ)いや、してないよ。考え事をしてたんだ」
「なにを考えてたの?」
なんてやり取りから、思いがけないウソ(アイデア)が生まれるかも。
それに、考えなければいけないことを一旦放ったらかしてみると、まったく別の面白いアイデアが思い浮かぶなんてことがありますよね。
04.
効率化を図るきっかけに。
小説家アガサ・クリスティはこう語ります。
「発明はしばし、怠惰より生まれるものだと思います。自分が困ることのないように…」
早く「ぐうたら」したいがために、仕事をテキパキ終わらせる人もいるでしょう。
05.
問題解決に
つながることもある
時間が解決してくれる問題もあるでしょう。気づかないうちに感情が理由になっていたりすることだってあるものです。
いずれにせよ、時間をかけることで本当に自分が解決しなければいけない問題なのか、はたまた放っておいていい問題なのかを見極めることができるかもしれません。
06.
哲学的になれる
心を解放する時間をつくると、アイデアが豊かになるだけでなく、少し哲学的にもなります。
人生における難しい問題や大切なことについて考え始めたり、違った角度からの視点がひらめくかもしれません。
07.
「今この瞬間」に
感謝できる
ぐうたらしながら瞑想にふけると、「今この瞬間」に感謝する気持ちがこみ上げてくる気がしませんか?例えば、庭に咲く花の香り、時計の針の音、ティーカップのぬくもりーー。いつもは気づかない、小さなことに目を向けられる。
「今」に集中することで、しっかりと地に足をつけ、リラックスできるのです。そうすると次のステップへの充電だってできるはず。だから、ぐうたらしよう!