モチベーションをがつんとUPさせたい人たちへ。NFL名選手、名コーチかく語りき

今日、他の連中が「したくない」ことを私はする。だから明日、彼らが「できない」ことを達成できるんだ。

例えばこの言葉、ビジネス書や自己啓発本の見出しに登場したとしても、なんの違和感もない。さらにこちらも。

つねに、人間は失敗するもの。だが、それを人のせいにするまで、あなたは「失敗作」ではない。

どうだろう?いづれもアメリカで人気No.1を誇るスポーツ、アメリカンフットボールの伝説的プレイヤーや名将たちの言葉と聞くと、意外に思うだろうか。プロリーグの最高峰NFLに集まる選手たちは、フィジカルエリートなだけではない。インテリジェンスもメンタルも、じつは超一流。

往年の名プレイヤーたちが語った「戦う心構え」をこうして文章に興してみると、人生のさまざまなシーンで勇気をもらえるメッセージに聞こえてくる。

伝説のプレイヤー、名将らの
モチベーションを高める言葉

01.
勝利がすべてではない。
大切なのは、勝つために努力することのほう

02.
諦めることを受け入れれば、
それは習慣になってしまう。

03.
不可能だなんて考えなければ、
我々はより多くのことを達成できる。

04.
結局、練習に代わるものなど、何もないんだよ。

05.
ノックダウンされることよりも重要なのは、
そこから立ち上がれるかどうか。

ヴィンセント・ロンバルディ
グリーンベイ・パッカーズでヘッドコーチとして活躍。第1回、2回スーパーボウル制覇。ロンバルディ人気は、1968年リチャード・ニクソンの大統領選において、副大統領にしたいとまで言わせたほど。

06.
昨日したことが偉大に思えるなら、
あなたは今日、何も成し遂げていないということ。

07.
才能は、あなたができることを決める。
モチベーションは、あなたの意欲を決める。
そして心構えが、あなたのパフォーマンスを決めるんだ

08.
人生の10%は、あなたに生じる何かに左右される。
だが90%は、あなたがいかに対応するかで決まる。

09.
ボールの跳ね方に文句を言う男は、
多分それを落とした男だけさ。

ルー・ホルツ
米大学アメリカンフットボール界のレジェンドと呼ばれる名コーチ。引退後は実業界、大学などで多数の講演を行っている。 

10.
勝利することなんて、たった半分のこと、
楽しむことが、もう半分でなくっちゃね。

11.
コーチの仕事は、知識量で決まるのではない。
どれほどのことを選手に行わせるかで決まるんだ。

12.
つねに、人間は失敗するもの。
だが、それを人のせいにするまで、
あなたは「失敗作」ではない。

パム・フィリップス
ヒューストン・オイラーズ、テネシー・タイタンズなどを率いた名将。

13.
勝利を手に入れるには、毎日欠かさずに
普通のことを誰よりも上手にこなすこと。

14.
ゲームで勝利を収めるには、
まずは、それに負けてはならない。

15.
フットボールで最も興味深いことは
少なくとも私にとっては、準備する段階だ。

チャック・ノル
前人未到、4度のスーパーボウル制覇を果たした。37歳でヘッドコーチに就任。

16.
何かが「得意」なら、あなたはそれを人に教える。
しかし、何かに「卓越」しているならば、
人々があなたにそれを伝えてくれるもの。

17.
明日を約束された人間なんて
一人もいないってことを忘れちゃいけない。

ウォルター・ペイトン
シカゴ・ベアーズで13シーズンに渡り活躍。プロボウル出場9回。NFL歴代リーディングラッシャーや歴代最多タッチダウンなど、数々の記録を樹立。

18.
勝者とは、諦めたくなったとき
決してそうしなかった人物のこと。

トム・ランドリー
1960年からダラス・カウボーイズを率い、黄金時代を築いた名将。「勝者は努力し続ける」をモットーに守備に革命をもたらした。

19.
重要なのは、戦う犬の大きさではなく
犬の闘争心の大きさだ。

アーチー・グリフィン
選手時代の1974年、75年と全米大学最優秀選手賞「ハインズマントロフィー」を連続受賞した、偉大なランニングバック。

20.
今日、他の連中が「したくない」ことを私はする。
だから明日、他の連中が「できない」ことを達成できるんだ。

ジェリー・ライス
2010年「最も偉大な100人のNFLプレイヤー」で第1位に選出され、史上最高のワイドレシーバーと言われる選手。

21.
あなたが他の何かを行っていない限り、
その練習は本当の意味での「練習」とは言えない。

ドン・シュラ
1970年から95年までマイアミ・ドルフィンズを指揮した名将。その間わずか2シーズンしか負け越しをしなかった。

22.
徹底的にやり抜く気持ちがないのなら、
どうしてそれに挑戦できるというのか?

ジョー・ネイマス
端正な顔立ちと、サイドラインでも毛皮のコートを羽織る派手な素行から“ブロードウェイ・ジョー”の愛称で親しまれた名クォーターバック。

23.
勝利は誰かの目の前にあるものじゃないよ。
それは、いつだってあなたの先にあるものさ。

ロジャー・ストーバック
1969年から79年にかけてダラス・カウボーイズでクォーターバックとして活躍。3度のスーパーボウル優勝に導いた。

24.
ボクが試合中にキャッチする1本のパスは、
練習中に1000回キャッチしたものだよ。

ドン・ハトソン
大学時代から全米屈指のワイドレシーバーとして活躍し、1935年グリーンベイ・パッカーズに入団。フットボール殿堂入りを果たし、今も背番号「14」は永久欠番。

25.
名声を築くのに20年はかかるけど、
それはたったの5分で崩壊するからね。

ペイトン・マニング
歴代最多539の通算タッチダウンパス記録やリーグMVPを5度受賞(歴代最多)するなど、史上最高のクォーターバックの呼び声高い名選手。昨シーズンで現役を退いた。

これらはすべて“モチベーションを高める”をキーワードに、スポーツビジネスアナリスト、コラムニストとして活躍する女性Mandy Antoniacciさんによるセレクト。

英雄たちはプレイだけで魅せるのではなく、ユニフォームを脱いだ後の発言が、チームそしてホームタウンを鼓舞していくんだとか。試合後のコメントまで気にしながら、開幕したばかりの2016年シーズンを観戦するというのも悪くない。

Licensed material used with permission by Mandy Antoniacci
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