「自分のスタイル」をつくる、シンプルで簡単な4つのステップ

「スタイル」と聞いて、何を思い浮かべますか?体のスタイル?ファッションやヘアスタイル?ここで言うスタイルは、単なる見た目のことではありません。あなたの話し方や服装、癖や習慣、そして誰と付き合っているかなども含む、生き方そのもの。あなたのスタイルは、あなたのすべてです。

…と、こう語るのは、人々に自分自身をブランディングする指導を行っている、エッセイストのニコラス・コール氏。彼によると、自分のスタイルをつくり出すプロセスには、次の4ステップが必要とのこと。

STEP 01.
すべては「真似」から始まる

学びっていうのは、模倣から始まるんだ。あなたが「いつかこうなりたい」と思うような価値を体現している人を見つけて、その人の真似をしてみよう。

その人の癖、習慣、服装や話し方なんかも真似してみるといいよ。それを続けていると、徐々に学ぶべきところがわかってくるんだ。

STEP 02.
自分なりの「変化」をプラス

真似が板についてきたら、今度はそこから学んだものに自分なりの「変化」を加えてみよう。得たもののなかから「これには共感できるな」「もっと深めたいな」と思うものを、徐々に自分のものにしていくんだ。

はじめのうちは「真似して学んできたことが全部なくなっちゃうんじゃないか」って不安になるけど、自分のクリエイティビティが刺激されれば、それで十分。

STEP 03.
「表現」に変わっていく

ある段階から「変化を加える」っていうことが「表現すること」に変わっていくんだ。もう誰かの真似じゃなくて、あなたはあなた自身となる。そのときにきっと、自由になった喜びを噛み締められるんじゃないかな?

自分のなかに隠されていた才能が解き放たれていくのを感じながら、前へと進んでいく。君の真の力が発揮されるのは、ここからなんだよ。

STEP 04.
ずっと「改良」を続ける

でも、「自分のスタイル」を磨きあげていく過程に終わりはないんだ。だって新しい発見をしたら、また深く自分のことを知るようになって、さらなる可能性に気付くことだてあるだろう?

そうしたら、ここまでのプロセスをまた最初からやることになる。真似をして、変化を加えて、表現をして、それからまた改良をするんだ。

自分のスタイルっていうのは、今の自分がどんな人間であるかを反映している。だからこそ、終わりがないものなんだ。

Licensed material used with permission by Nicolas Cole
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。