起業する時おろそかにしがちな「細かいけど大切な準備」5点
「起業」という選択肢がもはや珍しくない時代。ビジネスを立ち上げること自体は簡単にできたとしても、「軌道に乗せる」のは行き当たりばったりでは難しいもの。
じつは、ビジネスの成功は準備段階で決まると言っても過言ではありません。何でマネタイズする?市場は?資金は?リスクは?考えることは山ほどあるけれど、意外な部分がおろそかになって失敗する恐れも…
盲点となる部分がないよう、何を心がけるべきか考えてみましょう。
01.
肩書きを決める
せっかく企業文化から離れてビジネスを始めるのに「今さら肩書きなんて」…と思わないでください。これからビジネスを始める人やフリーランサーにとって肩書きは仕事を呼び寄せる、いわばキャッチコピーです。自分がどんな仕事をしているのか、もっと言うとどういう仕事をやっていきたいかを、肩書きに込めて下さい。
不思議なもので、「こうありたいんだ」という姿を自ら発信し続けることで、いつの間にか、そういう仕事がどんどん集まってくるようになるんです。
例えばこんな話があります。あるライターは、「肉好き」が高じて肩書きに「肉エバンジェリスト」と書かれた名刺を配り続けた結果、今や肉をテーマにした仕事で引っ張りだこになっているのだとか。
02.
法律、お金のスペシャリストと
「友達」になっておく
ビジネスを回していくにあたって必ず直面する税金のこと、法律のこと。絶対に必要だけれど、想定以上に時間を取られる専門分野です。ここはあれこれ悩まず、とにかく信頼できるスペシャリスト、税理士や司法書士に任せるべきでしょう。
もちろん、お金はかかります。しかしここをケチったことによって想定外のトラブルに巻き込まれたら元も子もありません。
運良く「これは」という人に出会えたら、単にお金を支払うだけではなく、気心知れるまで積極的にコミュニケーションを取りましょう。もちろん、リスペクトをもって。そのような血の通った付き合いが、ピンチのとき「この人のためなら…」という気持ちにつながるのです。
03.
パーティやイベントに出席する
「そんな暇なんてない!」と思うなかれ。特にビジネスを立ち上げる初期段階では、自分がどんなビジネスをしているか、誰も知らないのです。
パーティやイベントは、ひとりでも多くの人に自分のビジネスを伝えるチャンス。出会った人だけでなく、その人の知り合いまで含めれば、たくさんの人と繋がることができます。自分のビジネスと関係の深い領域のパーティやイベントなら、自分のビジネスを必要としてくれる人と出会える可能性はさらにアップします。
どんな分野であれ、仕事は人と人との繋がりから生まれるもの。小さな出会いからコツコツと信頼を積み上げていくことが、やがて大きな成功へと繋がっていくのです。
04.
今までお世話になった人
一人ひとりに手紙を書く
会社を辞めて独立するなら、今までお世話になった一人ひとりに宛てて手紙を書きましょう。辞めちゃうんだから関係ない、と思うかもしれません。でも最初は古巣から仕事がもらえることも多いものです。自分の身の回りの人にニーズがあれば、お客さんになってもらえるかもしれません。
それがどんなに素晴らしいビジネスであっても、全く知らない人から仕事は来ません。一見地道に見えても、自分の関わった人に感謝を伝えることからスタートしてみましょう。あなたを応援したい、助けてあげたいと思う人がくれた仕事からそのビジネスは始まるのです。
05.
モバイルPCを買い換える
起業は何かと物入りなもの。そのため後回しになってしまいがちですが、「とりあえず今あるものを使えばいいか」とプライベート用のパソコンをビジネス兼用にしようと思っているなら考え直したほうがいいかも知れません。
実は自分でビジネスを回す場合、パソコンの性能はかなり重要。プライベート仕様のスペックでは心許なく、生産性に影を落としかねません。外での打ち合わせも予想以上に増えるため、いつでも持ち運べるよう重量や耐久性、駆動時間も考慮に入れてハイスペックなモバイルPCを新調したほうがいいでしょう。
信頼の獲得が最も大事な立ち上げ初期においては、パソコンの故障や盗難など不測の事態でビジネスがストップさせない、仮にしたとしても最小限に食い止められるよう備えておくことも重要です。
ビジネスを本気で支える
モバイルPCは…
天板やキーボードのカラーが選べます
05.の項目を考慮した際、オススメしたいハイスペックモバイルPCは、パナソニックの『カスタマイズ レッツノート プレミアムエディション』です。
最も小型のRZシリーズなら770g。ぶつけたり落としたりすることを想定した構造で、基盤を守ります。駆動時間はなんと、約10.5時間。これだけの容量があれば、いざというときにバッテリー切れ、などということにはならないでしょう。
ちなみに、レッツノートの故障率は他社製品の1/6(※)。これなら不測の事態でビジネスを止めるリスクも低いですし、さらにストレージのデータ復旧サービス費用の助成、自然災害や盗難までもケアしてくれる3年保証など、他にはないアフターサービスも充実しています。
プレミアムと銘打つだけあって、確かに他のノートPCより価格は高め。しかし、ビジネスには先行投資が必須です。仕事をぐいぐい進める生産性と、いざというときに頼れる信頼性を考えれば、十分すぎるほどのリターンが見込めるのでは?
※ 出典:IDC Japan,July 2012 8時間/週以上 自席以外で使うノートPCにおいて
調査対象:日本企業のIT管理担当者様 n=800