美味しいパンと一緒にワインも楽しめる!全国からこだわりベーカリーが集結する『青山パン祭り』。
朝はパンと決めている。鉄のフライパンをあたためて、厚切りの食パンをのせ、焼き色がついたら裏返す。バターをのせるのか、ジャムはどうするのか。カリカリに焼いたベーコンや目玉焼きをのせてもいい。こんなふうに、あらゆる食材と相性のよいパンは、無限の楽しみ方を秘めている。毎回、行列が出来るほどの人気で、前回の開催では、2日間でおよそ5万人が来場した『青山パン祭り』。全国からこだわりのベーカリーが集結し、食べながら、飲みながら、おいしいパンを楽しむお祭りが、今年もやってくる。
普段、何気なく口にしているパンは、畑で育てられた農作物を使って焼き上げたもの。パンをより美味しく引き立てる野菜や果物も、すべてが大地の恵みから生まれたものである。そういった大切なことを、改めて思い起こすために掲げられたテーマは「Bread! Fruit! Vegetable!」。今年もパンを楽しむためのワクワクするメニューがたくさん用意されている。
カラフルに胸ときめく
「10種のぶどうのフルート」
カラフルな音楽が聴こえてきそうな「10種のぶどうフルート」。自家製酵母を使ったパンに定評のある代々木八幡「Path」パティシエの後藤裕一さんが、限定パンを焼き上げた。サクサクのクロワッサン生地と、長野県の伊藤ぶどうファームで大切に育てられたぶどう。一口ごとに変わる味わいが、とっても贅沢である。予約販売のみなので、こちらのサイトをチェックするのをお忘れなく。パッケージは特別仕様なので、パン好きの友人のために、こっそり注文しておきたくなる。
甘酸っぱいジャムの
欲張りな食べくらべ
柿やラフランス、なすやかぼちゃなど、旬の野菜や果物をたっぷり味わえる九つのジャム。食パンをパレット代わりに、秋の色彩を存分にいただこう。コーヒースタンド「THE LOCAL」によるコーヒーまたはチャイがついてくるので、あっという間に食べ終わってしまいそう。両日とも、300食限定!
おいしいパンにワインがあれば、
もう言うことなし。
今年のパン祭りでは、虎ノ門に新しくオープンしたビストロ「Blanc(ブラン)」のワインスタンドがオープン!シェフの大谷さんが、パリでの修業時代に食べていた思い出の味を再現したというケバブと、名物パン「瓦」を使った特別なサンドが食べられる。サンドイッチにぴったりの、ワインやシードルを片手に、思いっきり頰張りたい!
今年で10回目の開催となる『青山パン祭り』。ベーカリー、農家、お客さんが一体となる、楽しい二日間だ。普段、ご飯党のあなたも、これだけ魅力的なパンが集まったら、きっと好奇心がくすぐられるはず。全国の美味しいパンを一堂に見れるまたとない機会にぜひ足を運びたい。
『第10回 青山パン祭り』
日時:2016年10月22日(土)〜23日(日) 10:00〜16:00
会場:国連大学前中庭広場(東京都渋谷区神宮前 5-53-70)
※ Farmer’s Market @ UNU と同時開催!
※雨天決行