NBA選手のフリースロー精度をUPするために「ハイテクアームスリーブ」が使われている。

正しいシュートフォームを習得するための方法ってなんだろう。『スラムダンク』みたいに、1週間に20,000本打って打って打ちまくる?それもいいアイデアかもしれない。

NBAでは、腕の動きをトラッキングしてデバイスで情報を即チェック。リアルタイムでフィードバックできる優れものが活用されている。

シュート精度UPに
ハイテク投入

バスケットボールには「Hack-a-Shaq」と呼ばれる戦術がある。フリースローが苦手な選手に意図的にファールすることを指す。ロサンゼルス・レイカーズの元選手、シャキール・オニールに使われたことがネーミングの由来だ。

いまはデトロイト・ピストンズのパワーフォワード、アンドレ・ドラモンド選手もこの戦略の標的になっている。狙われるなら、シュートがうまくなればいいと言うのがストレートな発想だけれど、そう簡単な話ではない。

Sport Techieによれば、彼のフリースロー成功率は34.6%。NBAでもワーストだそうだ。さらに、理想的なシュートフォームへ矯正するにも、手の大きさや腕の長さには個人差があるため難しい。

そこで使われ始めたのが「SOLID shot」というスマートスリーブ。後のパフォーマンスに変化が起きるのではないかと注目されている。

0.01秒単位で動作を計測し
画像と音声でフィードバック

3つのセンサーが120fpsのフレームレートで動作を立体的にトラッキング。データはアプリで管理でき、スリーブに付いているスピーカーからは音声で直接インスタントフィードバックが受けられる。シュートスタイルも選べるようだ。詳しくはコチラから確認できる。

期間限定で7月13日〜8月11日までの間、249ドルで発売されていたが、同社によれば一般発売開始はそう遠くない。販売予定価格は449ドル(約45,000円)になる予定。ドラモンド選手の活躍にも期待したい。

Reference:Sport Techie
Licensed material used with permission by SOLID shot
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。