いつでも、ふんわり、いい香りをまとうための6つのコツ。
ふとした時に思い出す香りだったり。何気なく、ふわっと感じる香りだったり。香りは、つけるひとにとって、記憶と結びつく大切なものです。出かける前に、シュッとワンプッシュして、香りのなかをくぐるようにしてつけたり、出かけ先で、シャキッと気持ちを切り替えるために、耳の下や手首にアロマをつけたり。こんなふうに、香りと仲良くするためのコツを、いくつかご紹介します。好きな香りを自在に操れるひとになりたいものですね。
その時の気分で
好みの香りを選ぶこと。
すべての香りは、同じように作られてはいません。シトラス系の香りは、すぐに消えてしまいがちですが、サンダルウッドのような、スパイシーな香りは、一度つけるとしばらく持続する傾向にあります。お店でいろいろ嗅ぎ分けて、自分好みのものを選びましょう。
その時々で、
つける場所を変えること。
空中にワンプッシュして、そのなかをくぐるようにすると、誰かとすれ違ったときに、ちょうど良くほんのり香ります。それでは物足りないという方は、つける場所を考えましょう。香りは、下から上へ流れていくもの。また、体温であたたまると香りがまろやかになるので、足元やお腹の下あたり、それから、胸のあたりにつけて、まあるい香りを身にまといましょう。
擦りこまず、
ふんわり身にまとう感覚で。
香りをつけた後に、手首をこすり合わせる方をよく見かけますが、擦りこむことでトップノートがくずれてしまい、ミドルとベースノートだけが残り、持続時間が短くなってしまいます。香りは、ふんわりストールを羽織るような感覚で身にまとう。忘れないようにしましょう。
つけるべきタイミングを
知ること。
自然な香りを身にまといたいのなら、肌がしっとりしている入浴後が良いとされています。お気に入りの洋服や、アクセサリーをよごさないですみますし、水分が香りを閉じ込めてくれるので、香りが持続してくれます。また、一度つけた香りは、自然に落ち着いてきます。ローラータイプや、ミニチュアタイプを鞄にしのばせて、香りが落ち着いてきたなと思ったら、付け直しましょう。
さまざまな香りを
重ねてみる。
シャワージェル、ボディローション、ボディオイルなど、香りはさまざまな形となって販売されています。香水だとちょっと強いかなという方は、こういったもので、香りをまとうと良いでしょう。いくつかまとめて使用することで、1日持続する香りの層を作ることができます。この場合、強いものより、かるい香りものを重ねると強くなり過ぎないでしょう。
乾燥した場所で
保管しておくこと。
ボトルをバスルームに置くのは避けましょう。湿気や熱に触れると、香りの分子を破壊してしまいます。化粧品棚やドレッサーの上のような、自宅内の涼しく乾燥した場所につねに保管してください。