転職もいいけど、「今の仕事」がもっと好きになる5つのヒント
慣れた仕事を毎日「こなすだけ」の日々が続いているなら、もう一度やり甲斐を見い出すためにも、空気をガラっと変える必要があるかもしれません。
確かに転職もひとつの手ですが、今の職場でもまだ打つ手はあるはずです。「Brit + Co」のJulia Malacoffさんが提案するのは、今の仕事がもっと好きになれる5つのヒント。トライしてみては?
01.
同僚とのコミュニケーションを
甘く見てはいけない
仕事の質をあげることと、同僚とおしゃべりをすることは、一見結びつかないように思うかもしれません。ですが、キャリアのエキスパートCaroline Beaton氏によれば、人間関係がうまくいくことで、仕事のモチベーションがアップし、新しいアイデアも生まれやすくなると言います。
同じ業務をこなしているように見えても、自分とはまったく違う形で作業に取り組んでいるかもしれません。ランチに誘ってみたり、仕事終わりに一杯飲みにいけば、自然と彼らの考え方も見えてくるはず。違う角度から物事を見ることで、マンネリ化していた仕事も新鮮味を取り戻すでしょう。
02.
プライベートの自信が
仕事につながる
プライベートでも打ち込める「何か」を見つけることは、仕事のモチベーションにもつながる、とClearRockの副社長、Ellie Eckhoff氏。
慣れていない環境に自分の身を置き、新たに何かに挑戦することは、自信に繋がります。山に出かけておいしい空気を吸ってみたり、思い切ってサーフィンに挑戦するのもいいでしょう。そこで得た自信が、停滞気味の仕事に新しい風を呼び込んでくれます。
03.
尊敬している人や上司と
距離を近づける
仕事場では、忙しくてなかなか声がかけづらい上司。でも心から尊敬しているのなら、ランチやコーヒーに誘って、知恵を借りることも必要なのでは?
キャリアの戦略家であるMerideth Mehlberg氏はこうアドバイスします。
「自分よりいくらか地位が高い人にコミュニケーションをとることがベストです。そうすれば、より多くの学びがあるはず。彼らの最大の課題を聞き出し、自分が手助けできることはないか、尋ねてみましょう。彼らが本当に助けを必要としていれば救いになるでしょうし、あなたにとっても、貴重な学びが得られる経験となるはずです」
自分の才能が発揮できる、最高のチャンスが生まれるかもしれませんよ。
04.
環境を変えて
「新鮮な気持ち」で取り組む
たとえば席替えを提案してみるなど、できる範囲で自分を取り巻く職場環境を変えていきましょう。
「JJ Smith Consulting」のJacqueline Smith氏の提案がこちら。
「たとえば、金曜日がこのキャリア最後の就業日だと仮定して、いらない物を全部捨ててみること。週末になったら、その週を振り返り、改善点をすべて書き出してみること。そして月曜日には、新入社員の気持ちになって、物事を見てみること」
実際に働くスペースを変えてみるのも効果的ですが、仕事の取り組み方を変えることで、新たな気づきが舞い込んでくるかもしれません。
05.
もっと「自分」を
売り込んでみる
昇格を希望しているのであれば、機会を待つのではなく、自分を売り込んでいきましょう。参加が任意のセミナーや会議に参加するのはあくまでも受動的。自らアイデアを発信していくほうが、直接的な結果に結びつくはずです。
まだまだ同じ業界にいるのであれば、持ち前の知識を発揮し、上司に思い切ってプレゼンをしてみたらどうでしょう。意外と採用されるかもしれませんよ。可能性を諦めてはいけません。