【読んでもらいたい vol.3】大人のためのコーヒーの絵本『COFFEE GIVES ME SUPERPOWERS』

人の手で作られた、ぬくもりを感じさせるものは、なにも形あるものだけに限りません。『I Love Coffee』は、シアトル在住の岩田リョウコさんが、香りをかぎ、舌や喉で味わいながら知ったコーヒーの知識を、愛らしいイラストで紹介するWEBサイトです。その内容をまとめて出版されたのが『COFFEE GIVES ME SUPERPOWERS』。自宅のお気に入りの場所に飾りたくなるような、とっても素敵な1冊です。

たとえば、こんなこと。
あなたはどちら派?

普段何気なく手にしているコーヒーについて、あなたはどのくらい知っていますか。たとえば、こんなこと。ビールとコーヒーを摂取したとき、脳はどのように働くのでしょうか。発想が豊かになり、アイデアを膨らませたい時はビールで、エネルギーを高めて行動に移したいときはコーヒー。こんなふうに覚えておくと分りやすいかもしれません。

たとえば、こんなこと。
どんなコーヒーがお好み?

さまざまな分野で活躍している専門家たちは、どんなコーヒーが好みなのでしょう。たとえば、編集者やライター、教論などは、キャラメルやバニラなどのフレーバー入り。反対に、裁判官や弁護士などは、甘みのない、きりりとしたブラックコーヒーが好みです。

たとえば、こんなこと。
ソーサーの使い方について。

ソーサーは、コーヒーカップを運び、ティースプーンを受けとめてくれるものですが、その歴史を遡ると、面白い発見がありました。18世紀、コーヒーは、一度ソーサーに注いで、冷ましてからいただくという光景が見られたようです。古い絵画のなかにも、同じようにコーヒーをいただく様子が描かれています。抵抗があるかもしれませんが、一度試してみてもおもしろいかもしれません。

たとえば、こんなことも。
カロリーについて知っていますか?

普段何気なく購入しているスターバックスのカロリー、どのくらいかご存知ですか?たとえば、カフェ・ラテは、ピザひと切れ分。抹茶ティー・ラテは、マクドナルドのフライドポテト、Mサイズ分。ほかの食べ物と比較してみると、意外なカロリー数に驚いてしまうかもしれませんね。これから、カロリーを気にしているならば、注意してオーダーしなければなりません。このほかも、たくさんのトリビアが分かりやすい内容で、たくさん描かれています。カメラを持って、見知らぬ土地をあてもなく歩く旅のように、この一冊と共に、コーヒーの世界を一緒に巡りましょう。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。