まったく新しい存在『えがないえほん』の反響が、日本でもすごい。

はっきり言うと、この本がそんなに面白いのか、すぐに確信を持てない人のほうが多いと思う。普段から子どもと接していたり、子どもの発達や感情の変化について詳しい人でもなければ、「こりゃおもしろい!」と笑えることもきっとない。

けれどこの『えがない えほん』は、正真正銘の歴史的大ヒット作。世界中の子ども達が“絶対に大爆笑する”と謳われ、つい最近日本にも上陸したけれど、そこには他国と変わらず大爆笑するたくさんの子ども達の姿があった。

子どもの爆笑に必要なのは、
「オノマトペ」だけということ。

どんな仕掛けがあるのか?

文字通り「絵がひとつもないこと」と、読み手は必ず朗読しなければならないという、たったひとつのルールだけ。

余白がなくなるくらい並べられたオノマトペを声に出すと、子ども達はこの通り。

スタンディングオベーションしながら、もう1回と全力のアンコールを求められる結果になった。

読む人がおもしろかっただけじゃない?と思うかもしれないけれど、お父さんやお母さんが朗読した結果も、ほとんど変わらず爆笑をいただけるのだそう。

『えがない えほん』の原著『The Book With No Pictures』の著者であるB.J.ノヴァクさんは、実は俳優でありコメディアン。2014年にアメリカで発表されてから、ニューヨークタイムズのベストセラーとして取り上げられ、なんと70万部超え。

日本に上陸してから2週間あまりで、すでに重版がかかり8万5千部を突破している。

B.J.ノヴァクさん

日本でも名作になるであろう、子どもが絶対に笑ってくれる本は、『早川書房』から購入可能。

子育てに四苦八苦しているパパやママへのプレゼントに、または、可愛い笑顔をつくりたい時の必殺アイテムとしてどうぞ。

実際の読み聞かせ風景はコチラ。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。