画期的な「絆創膏」を発明したのは、10歳の少女だった

絆創膏と言えば、モイストヒーリングなものからキャラクターものまで、さまざまな種類があります。どれも衛生のため、密着個別包装されているのが基本です。

でも、オーストラリアの10歳の少女、ブリジット・ヴェレリスちゃんが発明した「Faster-Aid」は、絆創膏の弱点をクリアするアイデアが詰まっていました。

セロテープ型で
清潔・エコ・手間いらず

ブリジットちゃんが発明した「Faster-Aid」の仕組みをまとめると

・ディスペンサーの中には、テープ状に巻かれたパッド付きの粘着テープ

・上部のスイッチを上にスライドすると、中央にパッドが入った一枚分の長さの絆創膏が押し出される。

・絆創膏の端にはミシン目が入っており、スイッチを押し下げるとカッターでカット。

・同時にケースが密封され、中を無菌状態に保つ。

と、シンプルで便利。そのまま粘着面の保護シートをはがす手間もなく貼れるそうです。個別包装もないので、ゴミにならずエコでもあります。

2016年の
オーストラリアグランプリに

エネルギー企業「Origin Energy」が開催する学生の発明コンペティション「littleBIGidea」には、毎年オーストラリア中の子供たちから素晴らしいアイデアが集まります。ブリジットちゃんが発明した「Faster-Aid」は、2016年のナショナルグランプリに輝きました。

両親と看護士さんに
ラクをしてもらいたい

ブリジットちゃんは2015年、白血病を発症しました。今回の発明は、入院中、投薬や検査などの止血に、両親や看護士が絆創膏を貼るために苦労している姿を見て、何とか助けになりたいと思ったことからだそう。

とくに衛生グローブをつけた看護士にとって、個別包装された従来の絆創膏を貼るのはなかなか難しそうでした。「Faster-Aid」のアイデアを思いついたブリジットちゃんは、色々なタイプのテープディスペンサーでその仕組みを観察し、デザインを改良したそうです。

Licensed material used with permission by littleBIGidea
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