人種差別をうけた少女が華麗なるリベンジ!「誇りを持つために、ブランドを立ち上げたの」

「肌が黒い」という理由だけでいじめを受けたという、LAに住むKheris Rogersちゃん。最初は泣いて落ち込んでいた彼女ですが、なんと自分のブランドを立ち上げることで、そのつらい状況を克服したのです。

それは、10歳とは思えないほどの決断力と行動力。彼女の活動はSNSだけでなく、メディアにも数多く取り上げられました。

「ゴキブリと呼ばれたの」
妹のために姉がSNSで反撃

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自分のブランドの服を着た、Kheris Rogersちゃん

「私は、死んだゴキブリと呼ばれたの。オーブンに長く入れられすぎた、とからかわれたわ」

「クラスには私も含めて、肌の黒い子が4人しかいなかったの」

いじめられた時の事をこう振り返ったKherisちゃんは「人種は違うけど、同級生に言われたことが本当に悲しかった」と語りました。いじめの原因は、同級生たちが彼女の肌の色に慣れていなかったから、と。そんな妹を見て機転をきかせたのが、姉のTaylorさん。

「妹はまだ10歳だけど、すでに気高さがあるわ」

花柄のワンピースを着てポーズをとる妹に、#FlexinInHerComplexion(彼女の肌を受け入れて)というハッシュダグをつけ、ツイートしたのです。

ハッシュタグに
込められた意味は?

写真につけられたハッシュタグですが、実は2015年に「#FlexinMyComplexion」という、似たような言葉が流行りました。美しい肌=白い肌と偏りがちなイメージに対して「白い肌だけが美しいわけじゃない」と訴えるため、多くの有色人種の女性たちがセルフィーを投稿したのです。

そんな背景やKherisちゃん自身のストーリーもあってか、投稿には8万以上の「イイね」がつき、3万以上のリツイート。たくさんの応援コメントや家族の後押しもあり、10歳にして自分のブランド「Flexin' In My Complexion」を立ち上げたのです。

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「似たように自信がない人たちに、自分の肌の色を好きになって欲しくて、このブランドを始めたいと思ったの」

「『Flexin' In My Complexion』は、どんなことがあっても自分の肌を心地よく思うことができるのよ、っていう意味なの」

と、自分のブランドのTシャツについて語るKherisちゃん。

彼女自身にも変化が…。

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最新の動画に映る彼女の姿は、最初の頃の写真と比べると、強くてまっすぐな目をしていて、自信に満ち溢れているよう。 

「同じような状況にいる子たちをインスパイアしたかったの。いじめを受けているなら大人に話してみてほしい。いじめっ子はきっと、あなたのことが羨ましいだけ。彼らに好きなようにさせてはダメよ」

いじめっ子に奪われた「自信」を、自分の力で奪い返したKherisちゃん。学校でいじめを受けると、親にもなかなか話せないのが現実かもしれません。でも、そばで見守ってくれる家族の大切さや、逆境に立たされた時にもこんな乗り越え方があるんだと、とても前向きな気持ちにさせられました。

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Licensed material used with permission by Flexin' In My Complexion
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