「セサミストリート」が「反人種差別」をテーマに特別番組を放送
反人種差別をテーマにした「セサミストリート」の特別番組「The Power of We」が10月15日(現地時間)にアメリカにて放送された。
内容は、エルモとギャッビーが、6歳のマペットであるガブリエルとその従兄弟タミールと共に、それぞれのアイデンティティと肌の色について探求し、「自分のカルチャーや人種に誇りをもつとはどういうことか?」について理解を深めていくというもの。
そして「自分や周りの人を守るため、人種差別の対抗するには何ができるか学ぶ」というテーマとなっている。
番組を制作する「Sesame Workshop」のクリエイティブバイスプレジデントであるKay Wilson Stallings氏は「今回のプログラムを通して、子どもたちに人種問題を知る機会を与え、いくつからでも『upstander(問題に声を上げることができる人)』になることは可能であることを示したい」と語っている。
なお、公式サイトには特設ページが設けられ、人種差別について親子でディスカッションをするためのガイドや「upstander」であることを表明するオリジナルソングの歌詞なども掲載されているので、興味がある人はコチラをぜひ。
© sesamestreet/Instagram
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