『セサミストリート』にアジア系女の子が仲間入り!

1969年から続く子ども向けテレビ番組『セサミストリート』に、番組史上初めてとなるアジア系のキャラクターが仲間入りした。

「ジヨン」と名付けられたこのキャラクターは、7歳の韓国系アメリカ人という設定で、かなりロックな性格な様子。

現在、彼女の仲間入りを祝福し、エルモを含めた仲間達が一緒にバンドで演奏する動画が公開されている。

韓国語で「1、2、3」のカウントを行ったり、最後には番組屈指の名曲『エルモの歌』も歌われるなど、見どころの多い動画に仕上がっているようだ。

© Sesame Street/YouTube

インタビューによると、「ジヨン」という名前には、「ジ」が賢いという意味で、「ヨン」は勇敢という意味であるとのこと。また「ジ」には、セサミ(ごま)という意味もあるらしく、この番組名にちなんだ名前になっているらしい。

『セサミストリート』は、様々な境遇の子どもたちに元気を与えてきたことで知られていて、これまでには、負傷した退役軍人を父親に持つキャラクターや父親がオピオイド中毒だというキャラクターも登場している。

今回のジヨンの登場は、米国で高まっている人種差別が背景にあり、子どもたちに人種問題への関心を持ってほしいという狙いがあるようだ。

ちなみに先日、米国で放送されたスペシャル番組は、現在YouTubeからも視聴可能。

番組では、ジヨンが韓国料理を紹介したり、大阪なおみもゲスト出演しているので、興味がある方は以下よりチェックしてみてほしい!

© Sesame Street/YouTube
Top image: © 2021. Sesame Workshop.
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。