キャンプカウンセラーになって学ぶことができた「7つのこと」
「キャンプカウンセラー」っていう言葉を聞いたことがありますか?これは、子どもたちと一緒に教育目的のキャンプを行う活動のことで、学生のボランティアのひとつとしても密かに人気になってきています。
そんなキャンプカウンセラーの活動で学べることは、社会に出てからも役に立つことがたくさんあります。「Elite Daily」の女性ライターElise Williamsさんは、自身のキャンプカウンセラー経験から学んだことをまとめています。
01.
どんな危機にも
柔軟に対応できるようになる
キャンプの最中には、あらゆることが起きるわ。パニック発作から、深刻な脱水症状、中には急に不安になって泣き出す子もいる。キャンプカウンセラーは、こういった予想外の事態にも対応できなくてはならないし、その対処法を学ぶことができる。
でも、これらすべてを自分ひとりの力だけで対応しなければいけないわけじゃない。ここで必要なもうひとつのスキルは、いつ助けを求めるべきなのかを判断し、恥ずかしがらず人を頼れるようになること。
02.
目上の人に
自分の考えを伝える
キャンプカウンセラーなら当然、キャンプについては一定レベルの知識と自分の考えを持っているものだけど、時には目上の人から納得できないような方法を実践するように求められることもある。
そういうとき、自分はどう思うか、そしてなぜそう思うのかをきちんと伝えること。きっと、多くの人は耳を傾けてくれるでしょう。大切なのは、きちんと敬意を持って接すること。これは、どんな仕事でも役に立つ能力になるはず。
03.
自分の責任を
最後まで全うする
キャンプ中に何をするか、どこに向かっていくのかは、キャンプカウンセラーが決めることでもあるの。でもだからといって、なんでも自分の思い通りにしようとしたら、全然楽しくないキャンプになってしまう。
力や権利には、責任が伴うもの。自分の力をうまく使って、チームを成功に導くリーダーシップが学べるはず。
怒鳴ったって何も解決しないのは、キャンプも仕事も一緒だから。
04.
新しいことを
学ぶ態度を身につける
「どうしましたか?何かできることはありますか?」。キャンプカウンセラーは、そんな台詞を言うことが多いもの。何に対しても躊躇せず、進んで向かっていく気持ちが求められるわ。
つねに新しいことを学んだり、別の仕事を引き受けたりする姿勢があるから、仕事でもどんどん成長できるようになるの。「自分の仕事じゃないから」と、困っている同僚を助けずにいるより、とにかく手を差し伸べて自分も成長できたほうがいいでしょう?
05.
他人への
思いやりの気持ち
キャンプへ行くと、望むと望まざるとに関わらず、いろいろと新しい人にも出会うことになる。親しい人だけではなく、見知らぬ人であっても、一人ひとりにきちんと気配りをしなくては、いいキャンプカウンセラーとは言えないでしょう。
でもそれは、アウトドア以外の場所でも同じこと。人への気遣いを忘れなければ、その気持ちは必ず伝わるはず。
06.
素早く信頼関係を
つくる方法
カウンセラーというのは、人の語る言葉に耳を傾け、信頼関係を築くことが大切なもの。そしてこれは、キャンプカウンセラーにとっても同じ。心を開いてもらえなければ、楽しい経験をしてもらうことは難しくなるでしょう。
キャンプを通してそういった経験を積むことで「人に心を開くとき、どうしたらいいのか」が、わかるようになるの。信頼関係を素早く築くことができれば、たとえ見知らぬ土地は初めての仕事であっても、スムーズに進めることができるものね。
07.
どんな状況でも
ポジティブでいること
自然は、人間の思い通りになんかならない。キャンプをしていると、そんなことを実感させられる出来事ばかりが起きます。だけど、どんな状況でもキャンプカウンセラーが落ち込んでいたら、みんなの楽しい気持ちはどこかに行ってしまうもの。理想からはほど遠い状況に追い込まれたときだって、どこかにいいところを見つけて、ポジティブになる力を養いましょう。
キャンプでなくとも、現実は厳しいことの連続。それでもめげずに前に進む力は、きっとあなたを素晴らしいゴールへと連れて行ってくれるでしょう。