読書のセクシーさを訴える「本を持ち歩こう委員会」が発足

公式HPに飛ぶと、メガネをかけた男女二人の外国人モデルが登場。彼らはそれぞれ、電車の中、喫茶店で本を読んでいる。ただそれだけなのに、なるほどたしかにセクシーだ

「Reading is Sexy」

そんなスローガンを掲げる、ユニークな委員会が発足した模様。

たしかに、
知的でセクシーな人はいる。

1月30日に発足した「本を持ち歩こう委員会」は、本を持ち歩くすべての人が会員。つまり、あなたが意図しようがしまいが、本を持ち歩いていさえすればもう会員というわけ。

その使命はただひとつ。本を持ち歩くことのスタイリッシュさ、本を読むことのセクシーさを、 自身の姿を通して世の中に普及させること。以上!

とはいえ、冒頭の外国人モデルならともかく、そのハードルはなかなかに高い。そこで彼らは、「これを持ち歩いてほしい」という本をHPでオススメしてくれている。それぞれの紹介コメントにもぜひ目を通してみてほしい。書かれた言葉すら、なんだかセクシーだから。

彼らによると、一冊の本には、それぞれのスタイルがあるのだそう。その存在はもはや、読み物ではなく、知的にスタイリッシュに自己演出するためのワードローブ。そんな大胆な視点で、本文化をセクシーにする野望を持っているという。

出版不況が叫ばれ、本が読まれにくくなっていると言われる昨今。読書が、スマホやSNSなどに時間を奪われている状況の中、その価値を変え、本を新しく楽しむことを目的に設立された「本を持ち歩こう委員会」。もし電車の中で、イケメンや美女が小説を読んでいたら、任務を忠実に遂行している優秀な会員かもしれない。

Licensed material used with permission by 本を持ち歩こう委員会
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。