上海の夜に咲く鮮やかなデジタルフラワーガーデン

デジタルアート界の巨匠、ミゲル・シュヴァリエによる大がかりな「花」のインスタレーションが評判を呼んでいる。

舞台は上海の「ジン・アン・ケリーセンター」。当地周辺は人気デパートやショッピングモールが集中する繁華街。デジタルによって咲き乱れる庭園をひと目見ようと、連日たくさんの人々が詰めかけているようだ。

繁華街のど真ん中で楽しむ
中国・春の訪れ

夜景に溶け込んだデジタルのつぼみが、上海の肥沃な土壌に花を咲かせる。

屋上に出現した600㎡のフラワーガーデンを自在に歩き回る人々。まばゆく映し出される花々は、アフリカンリリー、ラン、つばき、ピーチツリーフラワーズなど。いづれも中国の春を象徴する品種だとか。次々と大輪の花が咲き変わっていく様子は思わず息を飲むほどの迫力だ。

春の訪れを前にして、上海でアートでユニークなお花見を楽しむのもありかもしれない。この鮮やかなデジタル庭園が見られるのは、2017年3月19日まで。

Licensed material used with permission by Photo : miguel chevalier, Film : Claude Mossessian
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。