親のある行動で決まる。子どもが「幸せな人間」に育つ方法とは?

幸福度の高い子どもを育てるには?また、その後もハッピーな大人に育つには?

じつは、ある大事な法則がありました。

inc.com」の人気ライターJeff Hadenさんは、今まさに子育て中の人や、子育てに不安を抱えている人に向けて、ひとつの重要なティップスを紹介していました。

子どもを
「コントロール」しないこと

もちろん、コントロールと言ってもすべてのコントロールを意味するわけではありません。大切なのは「心理的なコントロール」をしないこと。

Mai Stafford氏を中心とした研究チームによれば、成長期に心理的なコントロールを受けた経験が少なく、親からの思いやりを受けた子供のほうが大人になってからも幸福度が高いことが明らかに。一方で、心理的なコントロールをされることが多かった子供は精神的な健康状態が、その後も含めて良くない、という結果に…。

ところで
「心理的なコントロール」
って、なに?

たとえば「門限を決める」ことについて、どう思いますか?子どもの“遊びたい!”という心理をコントロールしていると思いますか?

結論から言うと、門限を決めることは行動をコントロールしているということ。ここでやってはいけないことは、門限を守れなかった子どもに罪悪感を覚えさせること

これがまさに心理的なコントロールなのです。

心理的なコントロールとは、つまり子どもの心理に干渉し、それをコントロールすること。例をあげるなら、子ども自身が決めたことに口出しをすることや、過度にプライバシーを侵害すること。

対して行動をコントロールするということは、自分の子どもに、より良くなってほしいと思う親が決めるルールと同じです。たとえばそれは、門限を決めることや宿題を終わらせるように、と伝えることです。

研究をしたMai Staffordさんはこう語ります。

もし、子どもが親と感情をうまく共有していれば、その後もうまく他人との感情共有ができるようになります。思いやりと責任感を与えることは、社会的・精神的発達を助けることになるのです。反対に、心理的なコントロールは子供の自立と社会的規範の発達を妨げることになるでしょう

子どもをひとりの
「大人」として扱うこと

では、子どもとどう接するべきなのでしょうか?どうしたら心理的コントロールを避けられるのでしょうか?

答えはシンプルです。それは、思いやりを感じさせること。

大切なことは、なぜ制限をするのか、なぜその期待をしているのか、ということをちゃんと子どもに伝え、対話をすること。

先ほどの門限の例で言えば「夜遅くに子どもが出歩いていると危ないから門限を決めた」ということを、しっかり話してあげましょう。

誰だって、意見を尊重されなかったら無視された気持ちになります。それは子どもだって一緒です。もし意見が違うなら、それを認めつつ「違う考えを持つことは間違いではない」と教えてあげることも大切です。

相手を尊重することは、思いやりを感じさせる効果的な方法のひとつなのです。

Licensed material used with permission by Jeff Haden