子育てをする上で(当たり前なんだけど)やっておくべき5つのこと
「いい子」とは、お勉強ができるとか、みんなに褒められるとか、立派な大人になるとか、そういう子のことだけではありません。
まだまだ知らないことが多い子どもは、大人以上に、新しいこと、新しい自分との出会いがたくさん。人生の中でもとくに柔軟な時間を過ごす彼らに、「いい自分」を見つけてもらう機会をいかにたくさん作れるか?は、ある程度大人たちのリードが必要なもの。
何かへの挑戦を恐れない、たとえ失敗しちゃってもまた立ち上がる、その中で見つけていく「自分」を “いい”と思える子どもに育てていくために、こんなことって大事じゃない?という提案です。
1. 褒めるべきタイミングを逃さない
じつは、子どもたちがあなたの “期待に応えてくれるとき”ほど、褒めることを忘れてしまいがち。
だからこそ、伝えてあげることが大事です。「ちゃんと、見ているよ、気づいているよ」という一言を。そしてそれを、なるべくたくさんの人がいる前で言ってあげること。
どんな姿も見逃さず、そして褒めるべきタイミングを逃さずに。彼らが自分の潜在能力に、気づくきっかけになるかもしれません。
2. 「まずは」許す
子どもが何かひとつ間違いを犯すと、それを踏まえて厳しい接し方になってしまいがちです。
一度冷静になり、一歩下がって彼らを見つめてみて。間違いや弱さなんて、その人が持つものの中にある、ほんの一部だから。
もちろん、間違いを間違いであると伝えることは大事。けれど、一度やってしまったことを「まずは」許すということが、一番大事なこと。
3. ちゃんと見てあげる。
でもプライバシーも尊重する
たとえば、子どもが不安を抱えているとき。助けてあげたくなる気持ちはわかるけれど、ときには「プライバシーをキープしてあげる」ことが、子どもにとっては心地良いときも。
何も聞かない、詮索しない、でも必要な時はいつでもそばにいてあげる。彼らのプライバシーを尊重し、守る努力も不可欠です。心配するということは、すべてを知っておくこととはまた別の話。
4. 手助けが必要な時はお願いする
あなたが子どもに手助けを求めると、彼らへの尊敬の気持ちが伝わりやすくなります。彼らの経験、スキル、考え方を尊重しているという表れにもなるからです。加えて、自分の弱い部分も見せることは、信頼関係の構築にもつながるはず。
積極的に、子どもに助けを求めてください。自分ではない誰か(あなた)のために何かができたという喜びを感じ、彼らは自尊心、自信を養うことができるでしょう。
5. 目的を与える
子供たちに目的を与えてください。なぜ成し遂げたいのか、成し遂げるときに必要なものは何か、それを自分自身で知っていくこと、そしてその目的を達成できた喜びを知ること。その機会を与えるのです。
誰しもが、自分のすることひとつひとつに意味を求めるもの。その手伝いをしてあげたら、子どもたちも達成感や自尊心を持つことができるはず。それこそが、彼らにあげられる最高のプレゼントのひとつでしょう。