プロポーズの覚悟が決まったら、指輪とともに「パパラッチ」の準備を。
ワイドショーなどで、ジャスティン・ビーバーが彼らと格闘している映像をよく目にする。そう、パパラッチのことだ。僕みたいな一般人はな〜んの被害もないから問題ないんだけど、あとを付け回されるセレブの心情は推して知るべし。感情的になるのも無理はない。
でもアメリカでは、本来は煙たい存在の彼らに、お金を払ってまで“パパラッて”もらえるサービスが流行中。その写真が一生の思い出になるというのだから、もうこう思わずにはいられない。
パパラッチ、ありがとうな。
「PAPARAZZI PROPOSALS」は、プロポーズの瞬間を写真撮影してくれるサービス。する側にとってもされる側にとっても、基本的には一生に一度の大切な時間。にもかかわらず、多くの人はその様子を記録していない。こんなにもナイスなリアクションは、二人の思い出として絶対に残しておきたいはずなのに。
撮影までの流れはこうだ。
まずは、日時や場所などプロポーズのアイデアを練っていく。経験豊富なスタッフが、それぞれの街ごとのオススメロケーションを提案してくれるらしい。
ある程度内容が決まったら、プロポーズを行う正確な場所やカメラマンの隠れている位置を共有。たしかに、少し角度がズレるだけで、撮りたい表情を記録できなくなってしまう。
当日はもう、勇気を振り絞って頑張るだけ。
価格は495ドル(約54,000円)から。ちなみに、メインはアメリカだが、それ以外の国でも撮影してもらえる可能性があるらしい。HPには、海外の希望者でも諦めずにコンタクトしてほしいと書かれている。実際に、バルセロナやシドニーでの事例も確認することができた。
とはいえ、ザッと見たかぎり日本での事例は確認できない。お願いすれば、はるばる極東まで来てくれるのだろうか?プロポーズの覚悟が決まった人は、指輪だけでなく、パパラッチの準備も検討してみてほしい。