ストックホルムの「穴ドッキリ」は、ひねりの効いたメッセージだった

トンネル、鍵穴、バスケットゴール、公園のトラッシュボックス、ワインボトル回収箱、スケボーランプ。街中の穴という穴をふさぐ、という手の込んだ「いたずら」が、ちょっとした話題になっている。

普段はそこにあるはずの穴にフタがされ、戸惑う動画の中の人たちの姿。そして、動画の最後にひねりの効いたメッセージが……。

気づいたかもしれないが、ラストで登場する文字に注目。The Public Dental Service Stockholm（ストックホルム公共歯科サービス）、どうやらここが動画の発信元。つまりはこのどっきり、「虫歯による穴をゼロにしよう」という啓蒙活動の一環として制作されたもの。

透明なアクリル板をそれぞれの「穴」に合わせて切り抜き、フタをして穴をふさぐ。そんな計画がされているとは思いもよらない人々。戸惑う様子や腑に落ちない表情からも分かるように、どっきりは大成功。

でも、これが自分に仕掛けられてたらと考えると…まあ、はた迷惑な話なわけだが。