月の「内部」は、約17℃に保たれているらしい【研究結果】

「月面探査」の難しさは、月の気温が大きなハードルだと言われている。

大気がほぼ存在せず、昼間は約127℃まで上がり、夜間はマイナス173℃近くまで下がるためだ。

そんななか、NASAがバックアップする科学者たちによって月の縦孔に関する調査が行われ、内部の太陽光が届かない範囲約17℃に保たれていることが明らかに。

「月の縦孔」とは、簡単に言えば巨大な地下空洞のこと。ここには直射日光にさらされない場所があるため、高すぎず低すぎず過ごしやすい温度に保たれているのだとか。

この発見は基地建設の際に役立ち、月面探査のハードルも低くなる可能性があるという。開発が進めば、私たちが月に行くことも今では考えられないくらいに簡単になるのかもしれない。

これからも月に関する調査は注目していきたいものだ。

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