地球上の「人工物」が「生物」の総重量を上回る【研究結果】

12月9日、学術誌『ネイチャー』に、地球上の人工物の総重量が生物の総重量を上回ったかもしれないという論文が掲載された。

生物には植物や動物などが含まれ、人工物にはコンクリートやプラスチック、ガラス、衣服、コンピューターなど、ありとあらゆるモノが含まれている。

20世紀初頭は、人工物の総重量は生物の総重量の約3%だったが、第二次世界大戦以降、都市開発などが続いたことで人工物は急増しているようだ。一方、生物の総重量は森林伐採などで減少傾向にあるという。

ちなみに、両者が並んだ総重量は約1.1兆トンだったとのこと。

すでに日常生活からサステイナビリティを意識する時代になっているけれど、この結果を受けて、気持ちを改めようと決意した人も多いのでは?

Top image: © iStock.com/slalomp, iStock.com/MaksimYremenko
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。