西洋絵画を「ややグロテスクなアニメーション」に仕立て上げる男

フィンセント・ファン・ゴッホにフランシスコ・デ・ゴヤ、ジャン=フランソワ・ミレー。美術史にそれほど造詣が深くなくとも、彼らの名は一度くらい聞いたことがあるはず。

そんな西洋絵画界の巨匠たちの一枚を、果敢にモディファイしている人物がオランダにいる。本来、作品から醸し出されている荘厳さと、それに似つかわしくないブラックユーモアとが、危ういバランスを保ちつつ「コンテンツ」として成り立っている点が印象的だ。

【グロ注意】
どことなく薫るオランダの風

なかでも、要注目はコレ!?

多くの作品の中でも、彼のお気に入りはジャン=フランソワ・ミレー『Potato Planters』かもしれない。だって、これだけで何パターンもつくっているのだから(笑)。

生みの親は、アムステルダムを拠点に活動中のアーティスト、Kajetan Obarski。ちなみに、元になっている絵画はパブリックドメインとなっている模様。「著作権が発生していなければ何をやってもいいのか」なんて否定的な声もあるかもしれないけれど、少なくとも僕個人はかなり楽しませてもらった。なんとなく、自由でちょっとダークなオランダが感じられてね。

Licensed material used with permission by Kajetan Obarski
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。