作品を「盗んでもOK」なアート展
「作品を持ち帰られる方を“アート泥棒様”と呼ばせて頂きます」
「本展示場にて盗んで良いのは、展示されている作品のみとさせて頂きます」
「盗む作品は一組につき一点限りとさせていただきます。(キャッツアイ様の場合は3人で1点のみ泥棒可)」
7月10日の深夜0:00から、東京・品川にある「Sameギャラリー」で開催される「盗めるアート展(Stealable Art Exhibition) 」は、国内外で活躍するアーティストの作品で構成される、文字通り“盗める”アート展だ。
会期中、会場にはセキュリティを置かず、24時間無人営業し、アーティストの作品は、来場者が自由に持って帰って (盗んで)よいものとして展示される。
現代における芸術作品のあり様を、違った角度から捉え直す機会となる本展。アートに興味のある人だけでなく、「家の壁が寂しいから何か飾りたい」「絵画泥棒をやってみたかったけどできなかった」といった人たちの来場も大歓迎だという。
なお、そのほかの注意事項として「近隣の迷惑にならないよう静かに、ほかのアート泥棒様とも譲り合いながら、マナーのある泥棒行為をおこない、盗んだ作品の梱包、運搬まですべて自己責任でお願いしたい」とのこと。
全作品が盗まれた場合は、期間中でもその時点で閉展となる。
展示される作品はもちろん、アート泥棒様たちの華麗な盗みっぷりも非常に気になるところだ。
©2020 samegallery
『盗めるアート展」
【公式ホームページ】https://samegallery.com/
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