ディズニーランド開園のためのプレゼンに使われた園内マップ

ウォルト・ディズニーが、ディズニーランドの開園を夢見て資金調達をしていた頃。彼は手描きしたマップを使ってプレゼンをしていたそう。

役目を終えた後は記念品として知人・友人に渡され、世に出てくることはなくなったので、存在自体を知っている人はごく僅か。しかし、先月60年以上ぶりに姿を現したのです。

本人直筆の
「ディズニーランドマップ」

これが、1953年にイラストレーターのハーブ・ライマンと一緒に描いたというマップ。先日6月25日に、「Van Eaton Art GALLERIES」のオークションで販売されました。夢の国が実現するうえで、もっとも重要な役割を担っていたと言えるものでしょう。

よく見ると、確かにシンデレラ城のような白と青のお城が建っています。気球の奥に見えるのは、ビッグサンダーマウンテンの山でしょうか?右には、スぺースマウンテンの外装を連想させるようなアトラクションも。

当時の彼のイメージが、現在のディズニーランドに色濃く反映されていることがわかります。

今までオークションに出ていたのは、あくまでも「開園後」の園内マップばかりだったとか。しかし、開園を目指すために本人が手描きで書いた今回のマップの価値は相当なもの。なんと、販売当日のうちに約8,000万円で落札されました。

購入したのは、匿名のアメリカ人コレクター。コンタクトを試みたものの残念ながらインタビューは出来ませんでしたが、この地図をどう飾っているのか、何を思うのか、ぜひ聞いてみたいものです。

Reference:xtbone72
Licensed material used with permission by Van Eaton Galleries
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。