ちょっと「窮屈」なプロジェクションマッピングが、じわじわくる。

ロシアはサンクトペテルブルクの夜の住宅街。なぜか突然、壁面で狭そうに過ごす人たちの姿が現れたのだ。

そこに登場する個性豊かな住人たちは、見ているだけでもアートとして面白いけれど、そもそも何のために?

こんなところで、クネクネ無理に踊らなくても……

結構な勢いでオモチャのクルマを走らせようとするも、すぐにガツン。

窮屈すぎて、自分でもよくわからなくなってる…?

ああっ、ちょっと動くことも許されない!

「狭い」って、
イライラするよね〜。

タネ明かしをすると、実は短期でのアパート賃貸サービスの運営をしているSpace2bが、「そんな狭い部屋に住んでないで、うちで部屋借りたらいいんじゃない?」って、広告のために始めた企画。賃貸を勧めるのに住宅を使ってプロジェクションマッピングをするなんて大胆だな〜。

とはいえこのプロモーション、相当お金がかかったはず。エンターテイメントとしては面白いけど、本当に利用者が増えたのかどうか、結果が気になるところです。

Agency:Decembrist, St.Petersburg
Client:Space2b 
Music:Pavel Dovgal - Faust

Licensed material used with permission by Decembrist Agency
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。